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アウディ S3 次期型、運転席はランボルギーニ風!? 最新テスト車を目撃

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アウディは、現在『A3』ファミリー次期型の開発を進めているが、そのハイパフォーマンスモデルとなる『S3スポーツバック』のテスト車両を撮影することに成功した。同時に、そのコックピットを鮮明に捉えた。

カメラが捉えたコックピットは、エッジの効いたスポーティなダッシュボード、インストルメントクラスタを囲むランボルギーニ風のレジスターなどが確認できる。ダッシュボードに組み込まれた新しいインフォテイメントスクリーンが追加され、ドライバーに向かってわずかに傾斜しているようだ。またHVACコントロールも再設計されている。

センターコンソールの外観は一新され、DGSトランスミッション用のコンパクトなギアセレクター、プッシュ式スターターを含むいくつかのコントローラーが搭載されている。またスマートフォン用のワイヤレス充電パット、さらに奥にはパーキングブレーキボタンなども確認できる。

ドライバー席では、フラットボトムのマルチファンクションステアリング、その後ろにはデジタルインストルメントクラスタ、ドアガードにはより角度のあるグラブハンドル、レザーシートなどこれまでで最もスポーティな仕上がりを見せている。

次期型S3スポーツバックでは、他のA3ファミリーと差別化されたグリル、バンパー、サイドスカートなどのボディキットを手に入れるほか、テスト車両の姿からは大型のコーナーエアインテーク、前後ディフューザー、クワッドエキゾーストパイプなどを装備している様子が伺える。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒TFSIエンジンを搭載。最高出力はVW『ゴルフR』次期型と同レベルの320ps~330psが予想されている。また直列5気筒エンジンを搭載する『RS3』では400ps以上も期待できるだろう。トランスミッションはDSGが有力で、MTの設定は微妙だという。

アウディは、2020年3月のジュネーブモーターショーで新型A3を初公開する計画で、S3スポーツバックは2020年末あるいは2021年初頭のワールドプレミアが予想される。