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【トヨタ カローラ 新型】世界初の貯湯式「ヒーテッドウォッシャー」を採用

  • 《画像:村上開明堂》
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  • 《撮影 安藤貴史》
  • 《撮影 安藤貴史》

村上開明堂は、ウォッシャー液を加熱・保温し、フロントウィンドウの霜を素早く取り除く世界初の貯湯式「ヒーテッドウォッシャー」を開発。トヨタ新型『カローラ』に向けて供給を開始する。

寒い日の朝など、フロントウィンドウについた霜は除去作業に時間がかかり、急いで霜を融かそうとお湯をかけると再凍結の恐れがある。村上開明堂が開発したヒーテッドウォッシャーは、このような霜取りの悩みを解決。安全に運転を開始するまでの時間を大幅に短縮する。

ヒーテッドウォッシャーは、前日の走行時に温めたウォッシャー液を魔法瓶構造で保温することで、融霜に必要な温度を約12時間保つことが可能。保温されたウォッシャー液を使用するため、翌朝の運転開始時に、フロントウィンドウの霜を素早く取り除くことができる。

ヒーテッドウォッシャーは、ウォッシャータンクとウォッシャーノズルの間に設置。運転時には、一定の温度までウォッシャー液を温め、設定した温度に達するとヒーター機能は自動的にオフになる。使用した分のウォッシャー液はウォッシャータンクから随時供給され、走行時に再び加熱と保温が繰り返される。

同社は今後、ヒーテッドウォッシャーの他車種への搭載を含む拡販に向けて取り組んでいく。