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VW ティグアン に初の「R」設定へ…400馬力の高性能SUV、9月デビューか

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VWのコンパクト・クロスオーバーSUV、『ティグアン』にハードコアモデルとなる『ティグアンR』が設定されることがわかった。またその開発車両の撮影に初めて成功した。

「ティグアン」は、ドイツ語の「Tiger」(虎)と「Leguan」(イグアナ)から由来している造語だ。フラッグシップ『トゥアレグ』に続くクロスオーバーSUV第2弾として2007年に発売され、翌2008年から日本市場にも投入された。その後9年というスパンを経て2016年に現行モデルが登場しているが、高性能モデルとなる「R」は初の設定となる。

2019年3月には、弟分『T-Roc R』が登場しており、ティグアンRはVWの歴史においてRの名を冠する2番目のパフォーマンスSUVとなる。

フルヌード状態で捉えたプロトタイプは、『ティグアンRライン』と同じボディキット、アロイホイールが見てとれる。唯一の違いはクワッドエキゾーストパイプを装備している点だろう。

予想されるパワートレインは、『ゴルフR』から流用される2.0リットル直列4気筒エンジンで、最高出力400psとも噂されている。ライバルとなるアウディ『RS Q3』は、2.5リットル直列5気筒エンジンを搭載し、最高出力は400ps以上と予想されているが、はるかに手頃な価格が期待できそうだ。

ワールドプレミアは、最短で9月のフランクフルトモーターショーが予想されている。