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ジャガー・ランドローバー、コンピューターコード技術を10代に教えるプログラム開始

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は4月16日、自動運転車を安全に走行させるためのコンピューターコード技術を、10代の若い世代に教えるプログラムを開始した、と発表した。

ジャガー・ランドローバーは現在、自動運転車の早期実用化を目指して、研究開発を進めている。今回のプログラムは、未来の自動運転技術を開発するエンジニア育成が目的だ。

自動運転車には、およそ10億行のコンピューターコードが必要になる。これは、NASAがアポロ11号を月面に着陸させるのに必要だった14万5000行のおよそ1000倍に相当するという。

ジャガー・ランドローバーが開始したプログラムは、「ランドローバー4×4スクール」で行われている。10代の若い世代が、30分で200行のコードを書くことができたという。これにより、『レンジローバー イヴォーク』のスケールモデルを、自動運転で走行させることに成功した。

ジャガー・ランドローバーは、このプログラムは世界的なSTEM(科学・技術・工学・数学)教育の不足を補い、将来の才能を刺激するもの、としている。