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BMW M2 に最速の「CS/CSL」設定へ…雪上で実車をスクープ

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BMWの高性能コンパクト・クーペ『M2クーペ』に、最強モデル『M2 CS/CSL』が登場する。その市販型プロトタイプをカメラが捉えた。

昨年にも開発車両をキャッチしているが、ダミーパーツをつけたテストミュールだったため、市販型のスクープはこれが初めてだ。最新モデル『M2コンペティション』から強化される点は、「高性能カーボンセレミックブレーキ」、「カーボンファイバールーフ」、「膨らみを持った立体ボンネットフード」、「フロントリップスポイラー」、「デッキリッドスポイラー」、「リアディフューザー」、そして「19インチ鍛造Yスポークスタイル763Mスポイラー」だ。

昨年のテストミュールと比較すると、リップスポイラーやホイールが変更され、デッキリッドスポイラーの位置が生産バージョンとなっている。

「CSL」は、「Coupe Sport Lightweight」の略で、BMW2ドア・スポーツの頂点として存在する伝説的モデルだ。初代は1968年に登場したE9世代の『3.0 CSL』で、その後2003年にE46型『M3 CSL』を限定1383台で発売。さらに2015年には、『3.0 CSL オマージュ/オマージュRコンセプト』へと継承されている。但し、この新モデルには、「M2 CS」の名称が与えられる可能性もあり、断言はできない。

パワートレインは、7速DCTと組み合わされる3リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する。昨年登場したM2コンペティションは、最高出力410ps、最大トルク550Nmを発揮。0-100km/h加速は4.2秒で駆け抜けるが、軽量化などにより、それ以上のパフォーマンスが期待できそうだ。

ワールドプレミアは、9月のフランクフルトモーターショーが有力だ。