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「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
日産自動車は6月17日、電気自動車『リーフ』の新型をグローバル向けに発表。詳細性能に続き、エクステリア・インテリアのデザイン等が明らかとなった。SNSでは「普通に欲しくて草」「今度はセダンっぽい!」「テールが変わるの最高に“日産”で好き」と話題となっている。
エクステリアデザインは、空力性能と造形美を両立させたものだ。フロントはグリルレスの彫刻的なバンパーがボンネットラインとスムーズに融合し、空気抵抗を低減するという。また、“Vモーション”は左右に広がる形状で、発光部の面積も広げた。
サイドビューはファストバックのような滑らかなラインを描き、格納式のフラッシュドアハンドル(日産初)やフラットなアンダーボディとともに、空力性能の最適化、また風切り音の軽減に付与する。フラッシュ=ボディと面一(つらいち)のフラッシュドアハンドルは、風切り音の低減にも貢献する。
リアは、テールに連続するLED 3Dホログラフィックリアコンビネーションランプが特徴的。視認角度により奥行きが変化するホログラム効果が立体的で新たなデザインを生んでいる。また、北米日産のHPではこれを装備する「Platinum +」とは異なるテールランプデザインを有するグレード「S+」、「SV +」が確認できる。
エクステリアカラーは8種を展開し、上位グレードにはコントラストの効いたブラックルーフとの2トーン仕様が用意される。
インテリアは、プラットフォームに「CMF-EV」を採用したことで、空調ユニットをモータールームに配置することで、前席足元の開放感を確保した。フラットなフロア構造とあわせて、広々とした車内空間を実現している。インストルメントパネルは、横方向(左右)に広がるフローティングデザインを採用。ブッシュボタン式のシフターを組み合わせ、ミニマルで落ち着いた空間を意図した。
荷室容量は日本および北米仕様で最大420リットル(VDA方式)、欧州仕様では437リットルを確保。パワーテールゲートの採用により、荷物の出し入れも容易だ。
X(旧Twitter)では、「普通に欲しくて草」「今度はセダンっぽい!」「ホワイトが似合いそう!」「見れば見るほど味が出てくるというか、かっこよく見えるというか」など、従来から大きく変わったデザインを中心に話題になっている。
特に注目を集めているのがリアデザインだ。ハッチバックからファストバックスタイルになったことや、ホログラムによる立体的デザインのテールランプ、『フェアレディZ』を彷彿させるとの見方もあり、「テールが変わるの最高に“日産”で好き」「立体風テールランプの(いい意味で)変態っぽさを採用したのはすごい」など評価の声が上がっている。
新型リーフの発売は、今後米国を皮切りに2025年秋から販売開始予定。日本を含む他地域でも順次展開される見込みで、発売と並行してさらに詳細情報が公開されるという。「展示だけでもいいので置いて」「いつ頃展示?見に行きたい!」など、日本でのお披露目にも期待の声が寄せられている。