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【マツダ CX-60】史上最も強力なマツダ市販車…327psのパワーと51kgmのトルク

  • 《photo by Mazda》
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マツダは3月8日、欧州市場で新型クロスオーバーSUVの『CX-60』(Mazda CX-60)を発表した。PHEV仕様は0~100km/h加速5.8秒のパフォーマンスを実現している。

CX-60の欧州仕様には、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターとを組み合わせたマツダ初のプラグインハイブリッドシステムの「e-SKYACTIV PHEV」搭載車の「CX-60 PHEV」を設定している。欧州各国で3月8日に受注を開始し、今夏に発売される予定だ。

e-SKYACTIV PHEVは、「SKYACTIV-G 2.5」ガソリンエンジンに、最大出力136hpを発生するモーターを組み合わせる。エンジンとモーターを合わせたPHEVシステム全体で327psのパワーと、51kgmのトルクを引き出す。マツダ史上、最も強力な市販車になるという。パワフルなPHEVパワートレインを搭載するCX-60 PHEVは、0~100km/h加速5.8秒という数字が明らかにされている。

バッテリーの蓄電容量は17.8kWhだ。EVモードでは、最大62(複合モード)~67km(シティモード)のゼロエミッション走行を可能にする。この効果もあって、WLTPサイクルの燃費は66.5km/リットル、CO2排出量33g/kmと優れた環境性能を発揮する。EVモード時の最高速は100km/hとした。