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【ホンダ フィット 新型】寺谷日本本部長「登録車の絶対エースとして育てる」…事前受注は1万7000台に

  • 《撮影 池原照雄》
  • 《撮影 愛甲武司》
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ホンダは2月13日、4代目となる新型『フィット』を14日に発売すると発表した。国内市場の代表的なコンパクトカーであり、新型では「視界」や「乗り心地」など4項目の「心地よさ」を開発コンセプトとし、円熟したモデルを目指した。

4代目のフィットはユーザーのライフスタイルによって(1)シンプルな「BASIC(ベーシック)」、(2)生活になじむデザイン・快適性の「HOME(ホーム)」、(3)アクティブ に過ごしたい人への「NESS(ネス)」、(4)週末に出かけたくなる「CROSSTAR(クロスター)」、(5)スタイリッシュな「LUXE(リュクス)」―の5タイプから選べるようにした。量的にはHOMEが中心になるという。

また、進化した安全運転支援システム「ホンダセンシング」や、専用車載通信モジュールの「ホンダコネクト」を日本のホンダ車で初搭載した。パワートレインは1.3リットルのガソリンエンジン車と、1.5リットルエンジンによる2モーター式に刷新したハイブリッド車(HV)があり、それぞれFFと4WDを設定している。新開発したコンパクトなハイブリッドシステムには「e:HEV」のブランド名を付け、このフィットから展開する。

消費税込み価格は155万円台から253万円台までで、国内では月間1万台を販売計画に掲げた。日本本部長の寺谷公良執行役員は、2001年に初代が発売されたフィットについて、国内では累計販売が269万台に達し、現在の保有台数はホンダ車では最多の183万台となっていると紹介し、「代替の源泉としても重要なモデル」と指摘した。

そのうえで、これまでの実績やフィットが属するコンパクト・ハッチバック車のセグメントがもっとも大きなボリュームであることからも、4代目を「日本発の登録乗用車の絶対エースとして育てていく」と、強調した。

新型フィットは当初、2019年11月に発売予定だったが、電子パーキングブレーキシステムの一部に部品の不具合が発生したため、3か月ほど投入が遅れた。この間、事前受注も行っており、寺谷氏は2月11日までの受注は1万7000台になったと明らかにし、「ボリュームとしてはかなり順調」と評価した。ホンダは国内では年70万台の安定販売を目指しており、寺谷氏は「新型フィットは、N-BOXなどと並び70万台へのけん引役になる」と期待を表明した。