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トヨタ『カローラ』次期型、「スポーツ」と「ツーリング」はどうなる? セダンとハッチバックを統合か
トヨタ『カローラ』の次期型で、セダンとハッチバックを1つのボディに集約する可能性が浮上している。デザインやパワートレインに加え、ボディ構成も大きく変わるかもしれない。
◆リフトバック採用で2つのボディを統合か
次期型のデザインを占う手がかりとなるのが、ジャパンモビリティショー2025で世界初公開された『カローラコンセプト』だ。
低く構えたノーズにシャープなLEDライトを組み合わせ、ルーフが後方へ滑らかに下がるフォルムを採用。現行カローラとは大きく印象が異なる。海外では、このコンセプトのイメージを受け継ぐ市販型が2027年中にも登場し、2028年モデルとして展開されると予想されている。
注目されるのはボディ形状だ。次期型は一見セダンに見えるファストバックスタイルとしながら、リアウインドウごと大きく開くリフトバック方式を採用する可能性があるという。
実現すれば、現行のセダンとハッチバックを実質的に1車種へ統合できる。SUVの『カローラクロス』が定着するなか、次期型ではセダン、ハッチバック、ワゴンという従来のボディ構成が見直される可能性もある。
◆新開発1.5L直4を軸に、最大4種類のパワートレインか
パワートレインも大きく刷新される見通し。海外報道では、ガソリン、HEV(ハイブリッド車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、BEV(電気自動車)の最大4種類が想定されている。
中心になるとみられるのが次世代HEVだ。新開発の1.5L直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせ、システム最高出力は約136ps、燃費性能は現行システムに対して10~20%程度の改善が見込まれると伝えられている。
この1.5L直列4気筒は、トヨタが次世代の電動車を見据えて開発を進める新世代エンジンだ。自然吸気に加えてターボ仕様も想定されている。従来の1.5L直列3気筒より小型・低背化することで、ボンネットを低く抑えるなど、車体設計の自由度を高める狙いもある。
ガソリン車のエンジンには、新開発の1.5Lターボのほか、北米仕様で現在使われている2.0L直列4気筒の改良型などが候補だ。BEVが米国に投入される場合、400km以上の航続や、デュアルモーターによるAWDの設定も期待されている。
◆日本仕様のカローラスポーツとツーリングはどうなる?
日本では2018年にハッチバックの『カローラスポーツ』、翌2019年に現行セダンの『カローラ』とワゴンの『カローラツーリング』が登場した。
海外でセダンとハッチバックが統合されれば、日本でもカローラスポーツの位置付けが変わるかもしれない。もちろん、海外向け次期型の構成がそのまま日本市場に当てはまるとは限らない。特にカローラツーリングは国内で独自の需要があるので、次世代での扱いは不透明だ。
1966年の初代登場以来、カローラは時代や市場に合わせてボディやパワートレインを変えてきた。2027年と予想される次期型の登場に向け、電動化とともに、セダンとハッチバックの統合が実現するかに注目しよう。












