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トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
トヨタのスポーツカー戦略が、大きな転換期を迎えようとしている。トヨタ関係者の発言や近年の開発動向から、『セリカ』復活に向けたプロジェクトが進んでいる可能性が有力視されている。
『GRスープラ』が2026年3月に生産を終了し、次期型の開発動向に注目が集まっている。『GR86』の将来を含め、GRブランドのラインアップは今後数年で大きく変化するかもしれない。ここに「GRセリカ」としてセリカの復活がからんでくる。
1970年に初代が登場したセリカは、トヨタを代表するスポーツカーとして長い歴史を築いた。なかでも「セリカGT-FOUR」は、ターボエンジンとフルタイム4WDを武器にWRCで活躍し、高性能スポーツカーとして世界的な人気を集めた。
復活する次期型=GRセリカには、新開発の2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載するとの見方がある。300psを超える最高出力と高性能4WDシステムを組み合わせ、現代版GT-FOURとなるかもしれない。
そうなると気になるのが、GR86とのすみ分けだ。SNSなどでは「セリカが復活すればGR86の役割は終わるのではないか」との声も見られる。しかし、両モデルは性格が大きく異なり、直接競合する可能性は低いと考えられる。
GR86は軽量FRレイアウトによる操る楽しさを追求したスポーツカーであるのに対し、GRセリカは高出力ターボと4WDを組み合わせた高性能モデルになると予想されている。価格帯や性能も上位になるとみられ、それぞれ異なる役割を担うだろう。
さらに、その先には次期GRスープラの投入も予想されている。次期GRスープラは電動化やハイブリッド化を取り入れた新世代スポーツカーになるとの見方があり、セリカとは異なる方向性で進化する可能性がある。
こうした動向を踏まえると、トヨタはGR86をエントリースポーツとして、GRセリカを高性能4WDスポーツとして、そしてGRスープラをGRブランドのフラッグシップとして展開する構想を描いているのかもしれない。
かつてトヨタは、セリカやスープラに加えて、『MR2』、『レビン/トレノ』など、多彩なスポーツカーをラインアップしていた。現在のGRブランドも、その系譜を現代に再構築しようとしているように見える。
現時点でトヨタは、次期セリカや次期スープラについて正式な発表を行なっていない。しかし、開発が進むとされる新世代2.0LターボエンジンやGRブランドの拡充戦略を踏まえると、今後のスポーツカー展開でGRセリカが重要な役割を担うはずだ。












