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ボルボ『ES90』日本発売、価格979万円…セダン、5ドアハッチバック、SUVのクロスオーバーEV
ボルボ・カー・ジャパンは7月8日、電気自動車(EV)の新型フラッグシップ・クロスオーバー、ボルボ『ES90』を発売した。メーカー希望小売価格は979万円から1229万円。
ES90は、セダンのエレガンス、5ドアハッチバックの実用性、SUVの広い室内空間と高めの最低地上高を融合した新しいカテゴリーのフラッグシップモデル。流麗なプロポーションとスカンジナビアンデザインを採用し、ボルボの次世代EVを象徴するモデルとして位置付ける。
価格は979万円からとし、従来のプラグインハイブリッド車と同等の価格帯を実現。ユーザーが自分らしいスタイルや価値観でEVを選択できる環境をめざしたとしている。
エクステリアでは、新たなフラッシュサーフェイスデザインを採用。流れるようなルーフラインによって空力性能と室内空間を両立したほか、トールハンマーデザインのヘッドライトや新しい垂直C字型LEDリアランプを採用した。
インテリアは3.1mのロングホイールベースを生かし、後席の足元空間を拡大。FSC認証の天然木パネルや太陽光スペクトルLEDライトを採用し、北欧デザインらしい空間を演出する。最大99.9%のUVカット機能付きパノラマガラスルーフを標準装備し、上位グレードでは電気調光機能も備える。
上位グレードには25スピーカー構成のBowers & Wilkinsハイフィデリティ・オーディオシステムを搭載。Dolby Atmosによる立体音響や、アビー・ロード・スタジオを再現したサウンドモードにも対応する。
インフォテインメントはGoogleを搭載した14.5インチセンターディスプレイを採用。360度カメラ対応の3Dビューや9インチドライバーディスプレイ、大型ヘッドアップディスプレイを組み合わせ、操作性と視認性を高めた。
ES90は、新開発の「SPA2アーキテクチャー」を採用し、ボルボ独自の統合ソフトウェア基盤「スーパーセット・テックスタック」に基づくソフトウェア・デファインド・カー(SDV)として開発された。
車両制御には「HuginCore」と呼ばれる次世代コアコンピューティングシステムを採用。NVIDIAのDRIVE AGX OrinやQualcomm TechnologiesのSnapdragon Cockpit Platformsを活用し、安全機能や駆動制御、インフォテインメント、バッテリー管理を統合制御する。OTA(無線アップデート)にも対応し、購入後も機能や性能を継続的に向上できる。
安全面では、レーダー5基、カメラ5基、超音波センサー12基によるアクティブセーフティシステムを採用。2基のドライバーモニタリングセンサーによる「ドライバー・アンダスタンディング・システム」を標準装備し、注意力低下や眠気を検知して警告や安全停止を行う。
また、60GHzレーダーを用いた「オキュパント・センシング(乗員検知システム)」を搭載。ラゲッジスペースを含む車内全域を監視し、子どもやペットの置き去りを検知すると車両のロックを制限し、空調を作動させることで熱中症や低体温症のリスク低減を支援する。
環境性能では、ライフサイクル全体での環境負荷低減を重視した設計を採用。車両にはリサイクルアルミニウムやリサイクルスチール、リサイクルポリマー、バイオベース素材を積極的に使用している。
最上位グレード「Ultra Twin Motor Performance」は106kWhバッテリーを搭載し、一充電走行距離は720km(WLTCモード)。システム最高出力500kW(680ps)、最大トルク870Nmを発生し、0-100km/h加速は4.0秒としている。
メーカー希望小売価格(税込)は以下の通り。
・ES90 Plus Single Motor Extended Range:979万円
・ES90 Ultra Single Motor Extended Range:1129万円
・ES90 Ultra Twin Motor Performance:1229万円












