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トヨタ スープラ 新型、ボディ剛性はレクサス LFA と同等…チーフエンジニア談

トヨタ自動車の米国部門は7月25日、新型『スープラ』(Toyota Supra)の市販モデルに関する新情報を発表した。

これは、トヨタのGR開発統括部のチーフエンジニアであり、新型スープラの開発責任者の多田哲哉氏が明らかにしたもの。新型スープラも歴代モデルの伝統に従い、直列6気筒エンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動する。リリース時期については、2019年前半より順次、世界各国で販売される予定。それ以外の新情報がもたらされた。

まずは、新型スープラのボディ剛性。新型のボディ剛性は、トヨタ『86』の2倍が目標。新型スープラでは、高価なカーボンファイバーを使用することなく、レクサスのスーパーカー『LFA』と同等のボディ剛性を実現しているという。

また、新型スープラのホイールベースは、トヨタ86の2570mmよりも短い。一方、トレッドはトヨタ86のフロント1520mm、リア1540mmよりもワイドに。多田氏によると、新型スープラのホイールベースとトレッドは、明確な比率を念頭において開発しており、トヨタが目指していたバランスに到達しているという。重心に関しても、トヨタ86よりも低くなる。

さらに、新型スープラのデザインについては、2002年に生産を終了した先代の4代目モデルに着想。その要素を取り入れたことで、新型をぱっと見てスープラと分かるデザインにした、としている。