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アウディ Q3 新型、歩行者や自転車を検知…自動駐車も可能

アウディは7月25日、新型『Q3』(Audi Q3)の概要を明らかにし、同車に最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。

新型 Q3には、「プレセンスフロントセーフティシステム」を標準装備。これは、レーダーを使用して歩行者、自転車、その他の車両が関わる重大な危険性を検知。ドライバーに視覚的、聴覚的、触覚的な警告を発し、必要に応じて緊急ブレーキを作動させる。

車線逸脱警告も標準装備。これは約60km/hで作動し、車両が車線から逸脱するのを防ぐ。ドライバーがウインカーを操作せず、車両が車線の白線を横切った場合、元の車線に車両を戻すようにステアリングの操舵を支援する。

「アダプティブクルーズアシスト」をSトロニック車にオプション設定。スピードアシスト、交通渋滞アシスト、アクティブレーンアシストの各機能を備える。車線変更警告は、後部の2つのレーダーセンサーが、死角にある車両を検出。また、後方から車両が高速で接近すると、ドアミラーに警告のLEDを点灯させる。

新型Q3には、自動駐車が可能な「パークアシスト」を用意。縦列駐車の際には、「クロストラフィックアシスト」がドライバーを支援する。システムは、2つのレーダーセンサーを使用して車両の後部を監視。危険な状況をドライバーに警告する。

4つの360度カメラは、10km/h以下の低速時に、ダッシュボードの大型インフォテイメント画面に車両周囲の状態を表示。タッチ操作により、ドライバーはバーチャルバーズアイビューやパノラマビューなどを切り替える。これにより、ドライバーは縁石に車両を正確に寄せることができる、としている。