注目の自動車ニュース
アウディA3スポーツバック改良新型、パノラマディスプレイ搭載の新コックピット採用…欧州発表
アウディは『A3スポーツバック』改良新型を欧州で発表した。
新世代モデルは、デザインを一新したインテリアと大幅に拡充された運転支援システムを特徴とし、より高機能でデジタル化が進んだモデルへと進化している。
■ 新コックピット:パノラマ曲面ディスプレイを採用
A3シリーズには、全く新しいコックピットレイアウトが採用された。中心となるのは、11.9インchの「アウディバーチャルコックピット」と12.8インchの「MMIパノラマディスプレイ」を組み合わせた曲面ディスプレイだ。
ダッシュボードも刷新され、デコラティブインレイは従来より幅広くなり、インストルメントクラスターからパッセンジャードアまで水平方向に連続したラインを形成している。素材はカーボンファイバー、ディナミカマイクロファイバー、そして「ライトクレープ」と「インプレッサムブラック」の2種類のテキスタイルファブリックの計4種類から選択できる。
センターコンソールも新デザインとなり、スマートフォントレイは運転席側に向けて配置され、25Wのワイヤレス充電に対応している。
すべてのステアリングホイールには、マルチファンクションボタンに物理式スクロールホイールが統合された。デザインはダブルスポーク2種類と、Sラインおよびモデル向けの上下フラットなスリースポークの計3種類から選べる。
■ 運転支援システム:3段階パッケージ構成で大幅拡充
運転支援システムのラインアップが大幅に拡充された。アウディは主要システムを「テック」「テックプラス」「テックプロ」の3段階パッケージに整理し、日常の運転における快適性と安全性の向上を図っている。
コアシステムとなる「アダプティブクルーズアシストプラス」は、最高210km/hまでのアダプティブクルーズコントロールとアクティブ車線維持機能を組み合わせたものだ。オートマチックトランスミッション搭載車では、道路標示、路肩の構造物、周囲の交通状況を考慮しながら縦方向・横方向の走行をアシストする。高速道路ではウインカー操作により自動車線変更も可能だ。
新機能として、赤信号での自動停止にも対応した。車両が完全停止していない場合でも、青信号になると自動的に発進する。
また、初めてスウォームデータ(周辺車両の平均速度データ)を活用した縦方向・車線維持制御を採用した。オンラインデータを利用することで、道路標示が見えない状況でも車線を維持できる。このオンラインデータの利用は車両納車後3年間は無料で、その後は有料で延長できる。
■ 駐車支援:360度3D表示とリモート駐車機能を搭載
4つの広角サラウンドビューカメラが車両周囲の360度映像を3DでMMIに表示する。完全にパン・ズーム操作が可能な3D外観ビューや仮想バードアイビューも利用でき、洗車機への進入時には3Dビューとガイドラインが表示され、サイドレールへの正確な位置合わせをサポートする。
「パークアシストプラス」および「パークアシストプロ」では、カメラが駐車枠を検知し、縦列・並列を問わず自動で駐車・出庫が可能だ。ステアリング、加速、ブレーキ、変速はすべて車両が自動で行う。
「パークアシストプロ」にはリモート機能も含まれており、スマートフォンの「マイアウディ」アプリから操作することで、ドライバーが乗車前に駐車・出庫を行わせることができる。狭い駐車スペースでも活用できる機能だ。
さらに新機能「トレーニングドパーキング」では、特定の駐車経路を車両に記憶させることができる。カーポートや車庫など難しい経路でも、一度学習させれば以降は自動で駐車・出庫が可能となる。MMIには最大5つの駐車経路(各最大50m)を保存でき、それぞれに名前を付けることもできる。












