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航続500km!メルセデス初のEVオフローダー「EQB」開発車両をスクープ

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メルセデスベンツは、4月16日から開催される上海モーターショーで、『コンセプトGLB』を初公開することを発表しているが、早くもEVバージョンの存在が確認された。『EQB』市販型プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。

GLBは、『GLA』と『GLC』の間を埋める新型車だ。アーキテクチャには、GLAと共有する「MFA2」プラットフォームを採用。同ブランドでは、初の市販EVとしてクロスオーバーSUV『EQC』の発売を予定しているが、EQBはよりボクシーなシルエットが予想され、初の本格EVオフローダーとなりそうだ。

捉えたプロトタイプは、これまで目撃したGLBの開発車両とは異なるカモフラージュグリルが見られるほか、フロントウィンドウ右上には「ELECTRIC」のステッカーを貼り、エキゾーストパイプを装着していないことがらEVであることは間違いないだろう。またGLBがすでに市販型テールライトを露出しているのに対し、こちらはまだ偽装しているなど相違点が多く、異なるテスト車両であると判断できる。

GLBのパワートレインは、最高出力161psを発揮する1.4リットル直列4気筒エンジン、最高出力188psと221psを発揮する2リット直列4気筒ガソリン&ディーゼルエンジン、新開発1.5リットル直列4気筒ターボディーゼルなどがラインアップされ、7速デュアルクラッチと組み合わされると予想されている。対するEQBは、今後登場が予想される『EQA』と同じリチウムイオンバッテリーを搭載し、310マイル(500km)と噂されている。

またGLBにはプラグインハイブリッドモデルの設定も濃厚で、こちらは2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン+2つの電気モーターで、EV走行の航続は62マイル(100km)と予想されている。

「EQB」市販型のワールドプレミアは2021年内が有力だ。