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『M3』にEV版登場か、BMWが「iM3」の商標登録を申請

  • 《photo by BMW》
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BMWが、欧州で「iM3」という名称の商標登録を申請した。高性能セダン『M3』のEVのネーミングの可能性がある。

これは、EUIPO(欧州連合知的財産庁)が公式サイトで明らかにしたものだ。BMWが、iM3という名称の商標登録を申請したことが記されている。

BMWの最近のネーミング手法から推測すると、iM3はM3のEVのバージョンを示唆していると見られる。現行『M3セダン』のパワートレインは、最新のBMW Mツインパワーターボテクノロジーを導入した「S58」型と呼ばれる直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンだ。

4WDの「M xDrive」では、「コンペティション」仕様のみとなり、直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力510hp/6250rpm、最大トルク66.3kgm/2750~5500rpmを発生する。トランスミッションは「ドライブロジック」を搭載した8速「Mステップトロニック」を組み合わせた。

動力性能は、0~100km/h加速が3.5秒と、2WDモデルの3.9秒から0.4秒短縮。最高速は250km/hでリミッターが作動する。オプションの「Mドライバーズパッケージ」では、最高速が290km/h(リミッター作動)に引き上げられる。

iM3が登場するとすれば、現行M3セダンを上回るパフォーマンスをEVで追求することになる。なお、デザインに関しては、次世代EV「ノイエ・クラッセ(新たなクラス)」のモチーフが取り入れられると見られる。