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レクサスのミニバン『LM』新型、欧州仕様を発表

  • 《photo by Lexus》
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レクサス(Lexus)は9月25日、ミニバン『LM』の新型の欧州仕様を発表した。2列シートの4名乗りと、3列シートの7名乗りが設定されている。欧州市場で初めて、ショーファー(運転手)付き高級ミニバン市場に参入する。

新型LMは2世代目モデルだ。欧州仕様車はハイブリッドの「LM350h」のみとなり、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせる。モーターをフロントのみに積むのがFF仕様。リアにもモーターを搭載するのが、4WDの「E-Four」仕様になる。ハイブリッドシステム全体のパワーは250hp、トルクは24.4kgm。0~100km/h加速は、FFが9.1秒、4WDが8.7秒だ。

4名乗り仕様では、前席と後席の間にはパーティションを設置した。その上側には昇降式のスモークガラスが備わる。48インチの大型ワイドディスプレイを用意した。ディスプレイの下側には冷蔵庫や収納スペースを設けている。

後席には、専用の独立シートを装備した。オットマンの伸縮量を従来型より延長しつつ、パーティションとの距離を保つことで余裕のあるスペースを確保した。また、レクサスとしては初めて、アームレストとオットマンにもシートヒーターを採用した。アームレスト内に収まる格納式テーブルは、タブレット端末やノートパソコンを操作できる充分なサイズとし、滑り止めや傷つき防止の機能性を持たせた表皮巻きの天板としている。