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ボッシュの税引き前利益は横ばい、電動化や先進運転支援は好調 2018年通期暫定決算

ボッシュグループ(Bosch Group)は1月30日、2018年通期(1~12月)の決算(暫定値)を発表した。

同社の発表によると、2018年通期の売上高は、およそ779億ユーロ(約9兆7475億円)。売上高は為替レートの影響を大きく受けたが、為替レートの影響を調整した場合、売上高は4.3%増加した。

また、2018年通期のEBIT(支払金利前税引き前利益)は、およそ53億ユーロ(約6630億円)。前年実績に対して、横ばいとなっている。

事業別の業績では、電動化や自動運転を含めた先進運転支援システム(ADAS)、車載コネクティビティなどを手がけるモビリティソリューションズの売上高が、前年比2.3%増の470億ユーロと好調。為替レートの影響を調整した場合、伸び率は4.7%となる。

市場別の2018年実績では、欧州の売上高が前年比2.1%増の410億ユーロ。為替レートの影響を調整した後の伸び利率は、3.7%となる。ボッシュによると、ドイツとオーストリアが好調という。北米の売上高は、前年比2.8%増の123億ユーロで、為替レートの影響を調整した場合、7.9%の増加になる。