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ポルシェ 911、ルマン24時間レースの100周年を祝う特別モデル発表
ポルシェ(Porsche)は6月29日、2ドアスポーツカー『911カレラGTS』に、「ルマン・センテネール・エディション」を設定すると発表した。1923年に始まったルマン24時間レースの100周年を祝福する。
ポルシェは1951年、ワークスチームを率いて、ルマン24時間レースに初参戦した。ポルシェ『356』の軽量バージョン「356SL」は、排気量1086ccの水平対向4気筒ガソリンエンジン(最大出力46ps)を搭載。エアロダイナミクス性能に優れるボディとトランスミッションのバランスによって、最高速160km/hの性能を可能にしていた。
ルマン・センテネール・エディションのエクステリアには、356SLの特徴が現代風にアレンジされている。ルマン・シルバーメタリックのボディカラーは、356SLの外装色がモチーフだ。「ペイント・トゥ・サンプル・プラス」プログラムの一環として、ルマン・センテネール・エディションのために特別に復刻された。1951年の356SLと同様に、エクステリアにはカーナンバー「46」をあしらう。
インテリアでは、356SLと同様のグラファイトブルーのレザーとコーデュロイが、バケットシートに採用されている。GTスポーツステアリングホイールもグラファイトブルーのレザー仕上げとした。レザーステアリングホイールの12時位置マーカー、インストルメントクラスターとスポーツクロノクロックのダイヤル、装飾ステッチには、コントラストカラーの「Cayon」が配されている。