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スバル インプレッサ 新型、今夏米国発売へ…2万2995ドルから

  • 《photo by SUBARU》
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SUBARU(スバル)の米国部門は2月23日、小型ハッチバックの『インプレッサ』(Subaru Impreza)の新型を今夏、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、2万2995ドル(約310万円)に設定している。

◆引き締まったスピード感ある鋭いシェイプを追求
新型インプレッサは6世代目モデルだ。およそ6年ぶりにモデルチェンジを受けて登場した。新型では、4ドアセダンは用意されず、5ドアハッチバックボディのみがラインナップされる。

新型は、まったく新しいデザインを採用した。行動的なライフスタイルを後押しする躍動的でスポーティなエクステリアとし、インプレッサの個性をより高めることを狙った。

さらに、新型では、引き締まったスピード感ある鋭いシェイプを追求した。大地を駆け出す力強さを感じさせる張り出したフェンダーが、よりスポーティな見た目を演出し、運転する楽しさを際立たせているという。

◆視野角を約2倍に拡大した新世代アイサイト
新型には、新世代アイサイトを全車に標準装備した。視野角を従来モデルの約2倍に拡大する。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにしている。

新型では、電動ブレーキブースターを採用した。これにより、自転車の急な飛び出しなどへのプリクラッシュブレーキの応答性が向上した、と自負する。また、全車速追従機能付クルーズコントロール使用時において、急な先行車の割り込みなどに対する素早い減速も実現しているという。

新型には、直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。振動・騒音を低減することで、動的質感を高める改良を施した。最大出力は152hp、最大トルクは20kgmを発生する。トランスミッションは、リニアトロニックCVTを組み合わせている。

◆「STARLINK」対応の11.6インチマルチインフォメーションディスプレイ
さまざまな機能を集約した大型のセンターインフォメーションディスプレイを、インテリアの中央に配置した。この最新のスバル共通のインターフェイスを採用して、実用性と利便性を追求している。

一部グレードには、「STARLINK」対応の11.6インチマルチインフォメーションディスプレイを装備した。Apple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」のワイヤレス接続に対応する。

また、STARLINKの追加サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロックとアンロック機能、リモートクラクションやライト機能、リモート車両位置確認機能が利用できる。

◆骨盤を支えるシート構造を採用
新型のインテリアは、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルな空間を目指した。骨盤を支えるシート構造を採用する。仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぐ。これにより、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられた時でも、快適な乗り心地を実現した、と自負する。

後席シートベルトリマインダーを全車に標準装備した。車両を出る前に、後席確認の案内をすることによって、後席の子どもやペットの置き去りを防止するシステムも搭載している。

新型では、エアコンはドライバーシートのみ、フロントシートのみ、全席と各席でのコントロールが可能な集中送風モードを新たに設定した。これにより、快適性と燃費の向上に貢献しているという