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最終モデルは780馬力、ランボルギーニのV12…それぞれ1台限りのクーペとロードスター

  • 《photo by Lamborghini》
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ランボルギーニ(Lamborghini)は2月6日、自然吸気のV型12気筒ガソリンエンジンを搭載する最終モデル、『Invencibleクーペ』と 『Autenticaロードスター』を欧州で発表した。限定1台ずつが生産されている。

◆ランボルギーニ車のデザインの傑作に敬意を表したフォルム
両車は、ランボルギーニ車のデザインの傑作に敬意を表したフォルムが特徴だ。20台限定で生産されたサーキット専用のハイパーカー『セストエレメント』をはじめ、ユニークな航空スタイルを備えた20台限定のスーパーカー『レヴェントン』、創業50周年記念車でエアロダイナミクスを極限まで追求した『ヴェネーノ』が、モチーフとして取り入れられた。

また、『アヴェンタドール』と同じカーボンファイバー製モノコックに、フルカーボン製ボディを組み合わせた。ボンネットは、サーキット専用のハイパーカーの『エッセンツァSCV12』と同様のデザイン。垂直ストラットを備えたフロントスプリッターも採用した。また、ボンネットのエアインテークは、セストエレメントを彷彿とさせることを狙った。

6.5リットルの自然吸気のV型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力780hp、最大トルク73.4kgmを発生する。7速「ISR」トランスミッション、4WD、4輪すべてを制御する「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」システムを組み合わせている。

◆赤いボディカラーをまとうInvencibleクーペ
Invencibleクーペの特徴は、支配的なレッドの色合いと、赤い「フレーク」によって強調されたカーボントリムとの間のコントラストにあるという。「Rosso Efesto」と呼ばれる赤いボディは、「Rosso Mars」仕上げのブレーキキャリパーや、カーボン製のシル&ドアフレームと組み合わせられる。

ブレーキを冷却するために、カーボンファイバー製フェアリングがホイールの後ろに設置された。跳ね上げ式のシザーズドアには、六角形のトリコロールが2か所に配された。これは、イタリア国旗へのオマージュで、ドアライニングとステアリングホイールにも反映されている。

インテリアは、ボディカラーと同じ赤色の「Rosso Alala」 レザーと、ブラックの「Nero Cosmus」アルカンターラ を組み合わせた。Rosso Alalaと「Nero Ade」のパーソナライズされた刺繍が、アクセントとして添えられる。ダッシュボードには、赤いRosso Efesto仕上げのランボルギーニのロゴが入る。ステアリングホイールのバドルシフトにも、同じ赤を使う。

◆Autenticaロードスターはマットグレーで塗装
Autenticaロードスターは、ユニークなキャラクターを維持しながら、マットグレーの「Grigio Titans」のボディカラーに、マットブラックのディテールを組み合わせた。ブレーキキャリパーやエアロパーツは、「Giallo Auge」のカラーリングをまとう。フロントスプリッターと、モータースポーツ由来の大型リアウィングの側面には、フィンが付く。

Autenticaロードスターのデザインは、過去のオープントップレーシングカーにインスパイアされた。たとえば、一体型ロールバーを備えた2つのドームが、過去のオープントップレーシングカーへのオマージュになっているという。

オープンエアのインテリアには、「Giallo Taurus」のエレガントな刺繍が施された。これと対照的に、 Nero Ade レザーと、Nero Cosmusと「Grigio Octans」のツートン仕上げのアルカンターラが使用されている。