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ZF、自動運転のライドシェアサービスで提携…CES 2019

ZFは1月7日、米国ラスベガスで開催したCES 2019のプレビューイベントにおいて、自動運転のライドシェアサービスで提携すると発表した。

ZFと提携を結んだのは、Transdev社になる。同社は、フランスに本拠を置くモビリティサービスの世界的大手プロバイダーだ。主に、公共交通機関を支援しており、世界20カ国に8万2000人の従業員を擁し、毎日1100万人に利用されている。

またこの提携には、ZFのパートナー、e.GO社も参画する。すでにZFとe.GO社は、合弁企業のe.GOムーバー社を設立している。e.GOムーバー社は、自動運転が可能な電動モビリティを、2019年に量産開始する予定だ。

ZFとTransdev社の今回の提携は、自動運転のライドシェアサービスを実現するのが狙い。e.GOムーバーのEVシャトルをTransdevのオペレーティングシステムに組み込むことによって、新たなシェアリングモビリティソリューションを開発していく。

具体的には、Transdev社が持つ全世界の自動運転システムを利用しながら、e.GOムーバーのEVシャトルの監視システム、コネクテッドインフラストラクチャ、顧客向けアプリケーションなどを開発する、としている。