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エヌビディアの自動運転システムをサイバー攻撃から守る…CES 2019でアルガスが発表予定

アルガス・サイバー・セキュリティ(Argus Cyber Security)社は1月7日、米国ラスベガスで1月8日に開幕するCES 2019において、エヌビディアの自動運転プラットフォーム向けのサイバーセキュリティ技術を初公開すると発表した。

アルガス・サイバー・セキュリティ社は2013年、イスラエルに設立された。自動運転車の技術開発の進展と関連サービスの拡大によって、自動車がサイバー攻撃の標的となる可能性が高まっている。アルガス・サイバー・セキュリティ社は、サイバー攻撃から車を守るために、エヌビディアの自動運転プラットフォーム、「NVIDIAドライブ」向けのサイバーセキュリティ技術を開発した。

アルガス・サイバー・セキュリティ社のシステムでは、マルウェアのインストールを阻止したり、操作システムの異常を検知したりする。また、不審な活動を特定し、攻撃が自動車システム全体に広がらないようにする。

さらに、自動車メーカーやフリート管理者が、クラウド上で車両のセキュリティ状態を管理できるようにする。加えて、サイバー攻撃のパターンや新手の攻撃を特定するためにビッグデータを分析し、セキュリティの遠隔アップデートを通して車を将来的なサイバー攻撃から保護する、としている。