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メルセデスAMG SL に電動ターボの「43」、F1譲りのテクノロジー[詳細写真]

  • 《photo by Mercedes-Benz》
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メルセデスベンツは4月6日、メルセデスAMG『SL』のエントリーモデル「SL43」を欧州で発表した。SL43には、新開発の電動ターボを組み込んだ直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。

F1のノウハウを生かして開発された電動ターボチャージャーは最大17万rpmの速度で回り、高速で空気の流れを作り出す。電動ターボチャージャーは、48Vの電気システムによって作動する。ターボチャージャー、電気モーター、パワーエレクトロニクスは、エンジンの冷却システムに接続されており、常に最適な温度環境を作り出す。

SL43は最大出力381hp/6750rpm、最大トルク48.9kgm/3250~5000rpmを発生する。ベルト駆動のスタータージェネレーター「RSG」のモーターが、14hpのパワーを引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。トランスミッションは9速の「AMGスピードシフトMCT 9G」、駆動方式は2WD(FR)。0~100km/h加速4.9秒、最高速275km/hの性能を可能にしている。