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巨艦ロールスロイス『ファントム』、大幅改良へいよいよ本腰!V12も継続へ

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ロールスロイスのフラッグシップ4ドアサルーン『ファントム』が、大規模マイナーチェンジを迎える。最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

ファントムは、1929年「ファントムI」として登場し、1991年に「ファントムVI」が幕を閉じるまで販売された。その後ヴィッカース社が所有していたロールスロイスブランドを買収したBMWが、2003年に最初に発売したモデルが「ファントムVII」だった。現行モデルは2017年に登場しており、初の大幅改良となる。

今年1月には、ヘッドライトとラジエーターグリルのみカモフラージュが施されたプロトタイプを目撃していたが、今回はフロントエンド全体が覆われているほか、ベルトラインやリアエンド全体がカモフラージュされており、大幅改良へ本腰になった様子がうかがえる。

ロールスロイスのマスコット「スピリット・オブ・エクスタシー」が外され、セルフべリングセンターキャップが塗りつぶされているのは、1月と同じ状態だ。

現段階でカモフラージュの下に大きな変更が隠されているようには見えないが、おそらく最終的にはヘッドライトの内部LEDグラフィックスを新設計するほか、ラジエーターグリルの調整、後部ではテールライトやバンパーがリフレッシュされると思われる。

ロールスロイスは2030年までにファントムのほか、『ゴースト』、『カリナン』のフルエレクトリックバージョンを新型EV『スペクター』と一緒に発表する計画を持っており、これらすべてのモデルは「Architecture of Luxuary」と呼ばれるアルミニウム製スペースフレームプラットフォームを採用することになる。

同社がファントム改良新型でEVバージョンを提供するかは不明だが、少なくともこのプロトタイプは排気管を持っていることから、最高出力571ps、最大トルク900Nmを発揮する6.75リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載している可能性が高いようだ。ただし、ヨーロッパ市場での厳しい排出基準を満たすために、わずかに環境性能を上げることが予想される。

ファントム改良新型のデビューは2022年内と予想。遅くとも2024年にはフルエレクトリックバージョンも登場するだろう。