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自動運転車の位置情報でスマートグラス内の景色が変化…お台場でAR実証を実施

  • 《写真提供 KDDI》
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KDDIは、自動運転車の位置情報に連動して変化するARコンテンツをスマートグラス上に表示する「自動運転車と未来のメガネで巡るメタバースの実証実験」を2月26日より、東京臨海副都心・お台場エリアで実施する。

従来のARコンテンツは特定の位置でスマートフォンをかざすなど、位置情報が固定されたサービスが一般的だった。今回の実証実験では、自動運転時代を見据え、搭乗者の移動中の自由時間のさらなる充実を目的に、KDDIの保有する5GやXRの知見を活用した新たな車内エンタメ体験の有効性を検証する。

実証実験は2月26日から3月10日のうち4日間、午前10時から午後4時30分まで実施する。シンボルプロムナード公園内のセンタープロムナード (ヴィーナスフォート前)~セントラル広場 (ダイバーシティ東京前) 間、約1.3kmを自動運転車が往復。車両上で5GやVPSなどを活用し、車両の動きと連動したARコンテンツをスマートグラス上に表現する。

また、高品質にレンダリングされ、限りなく人間に近いビジュアルで表現されたバーチャルヒューマンが自動運転中のガイドを担当する。往路では雪に覆われた冬景色の中に可愛らしい動物たちが登場。復路では暖かな春の訪れを感じさせる花々や蝶が舞い、冬に登場した動物も春の装いに変化する。