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レクサス ES 改良新型に「Fスポーツ」、スポーティ性を強化…今秋米国発売へ

  • 《photo by Lexus》
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レクサス(Lexus)は、改良新型『ES』の「Fスポーツ」を、今秋米国市場で発売する。8月25日、レクサスの米国部門が発表した。

ESのスポーティバージョンが、Fスポーツだ。改良新型には、専用の19インチホイールを採用した。新デザインのフロントグリルの黒色とマッチするように、19インチホイールにはつやのあるブラック塗装を施した。Fスポーツには、レクサスのロゴ入りオレンジ塗装キャリパーを追加設定している。

Fスポーツの改良新型のインテリアには、ホワイトを新設定した。また、ホワイトとフレアレッドのシートクッションとシートバックには、ブラックの配色を加えて、スポーティさを追求している。

◆最新のリニアソレノイド式AVS

改良新型ESのFスポーツは、新開発のアクチュエータを用いた最新のリニアソレノイド式「AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンションシステム)」を採用した。油圧制御用ソレノイドのオイル流量制御バルブの流路を拡大し、低減衰力にも対応するとともに、減衰力の可変幅を拡大することで、乗り心地と操舵応答性や安定性のさらなる両立を目指している。

リアサスペンションメンバーブレースの剛性を向上させた。1枚板による構造から、2枚の板を合わせた構造に変更することにより、剛性を引き上げた。とくに、ねじりや曲げに対する剛性を高め、乗り心地を向上させるとともに、高速のレーンチェンジといったシーンにおいても、よりリニアで、ドライバーの意のままのドライビングフィールを実現しているという。

ブレーキのコントロール性も向上させた。電子制御ブレーキシステムの制御定数を変更し、ブレーキのコントロール性を追求する。ブレーキペダルパッドの形状変更により、足裏との接触範囲を拡大し、ペダル踏み込み時の安定感を高めた。ブレーキペダルのリンク構成内のブッシュ取り付け方法を見直し、ペダルの横方向の剛性感を向上させているという。

◆レーントレーシングアシストは走行車線の認識にAIを活用

先進運転支援システム(ADAS)の「Lexus Safety System +」の性能アップが図られた。単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大した。交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から横断中の歩行者も検知可能になった。

さらに、ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援や、低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制などの機能が追加されている。

同一車線内の中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」は、走行車線の認識にAI(人工知能)技術を活用することで支援範囲を拡大し、よりスムーズで途切れにくい操舵支援を追求している。

自動車専用道路などで、設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御する全車速追従機能付きの「レーダークルーズコントロール」は、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速するカーブ速度抑制機能を採用している。

この他、先行車や対向車を検知し、自動でハイビームを制御する「オートマチックハイビーム(AHB)」、カメラで主要な道路標識を読み取り、マルチインフォメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト(RSA)」を装備した。

◆ドライバーの異常を検知し車両を自動停止

デジタルアウターミラー、インナーミラーともに、カメラの性能を向上させた。明暗が混在する場所の視認性を改善するため、ノイズ低減処理を施しノイズ感の少ないクリアな映像を追求。LEDライトのちらつきによる煩わしさを低減させたという。

ドライバー異常時対応システムを採用した。レーントレーシングアシスト制御中に、ドライバーの無操作状態が継続した場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促す。さらに、ハザードとホーンで車外に異常を知らせながら、車線内に減速停車し、事故の回避や事故被害低減を支援する。停車後は、ドア解錠や「ヘルプネット」自動接続による救命要請も行う。

また、駐車場などにおけるアクセルとブレーキのペダル踏み間違い時の衝突や、接近する後方車両との接触事故による被害の軽減に寄与する「パーキングサポートブレーキ」、車両周辺の安全確認をサポートする「パノラミックビューモニター」なども導入している。