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パイオニアの3D-LiDARセンサー、ルネサスの自動運転用デモカーに搭載

パイオニアは10月29日、同社の「3D-LiDARセンサー」が、ルネサス エレクトロニクスが開発を進める車載情報システム用SoC「R-Car」にに対応したと発表した。

今回、ルネサスがセンシングソリューション統合デモ用に開発したコンパクトカー「Etoile(エトワール)」に、パイオニアの3D-LiDARセンサーが前方障害物検知センサーとして搭載。自動駐車や自動運転に貢献している。

3D-LiDARセンサーは、レーザー光で対象物までの正確な距離を測定し、遠方や周辺の状況をリアルタイムかつ立体的に把握できるため、レベル3以上の自動運転の実現に不可欠なキーデバイスと言われている。パイオニアは、2020年以降の量産化を目指し、高性能で小型かつ低コストなMEMSミラー方式の3D-LiDARセンサーの開発を推進。今年9月下旬より、MEMSミラー方式で計測距離が異なる「3D-LiDAR センサー」3種4モデルを国内外の企業に順次提供開始している。