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キャデラック、新型ミドルセダン『CT5』を日本市場に導入…価格は560万円より

  • 《写真提供 ゼネラルモーターズ・ジャパン》
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ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は、キャデラックの新型ミドルセダン『CT5』を日本市場に導入、1月16日より販売を開始する。

CT5は、『CTS』の後継として2019年4月にニューヨークモーターショーで初公開されたミドルセダンだ。エクステリアデザインは新しいファストバックスタイルを採用。2935mmのロングホイールベースと引き伸ばされたサイドガラスが、低く伸びやかなスタイリングを印象づけている。

インテリアでは、視認性に優れた高解像度10インチタッチスクリーンモニターを採用。ロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせ、直感的な操作を可能としている。また、ベンチレーション、シートヒーター、マッサージなどの快適装備に加え、音源制御とアクティブノイズキャンセレーション技術により静粛性と心地よいサウンドを実現する。

CT5は「アルファアーキテクチャー」プラットフォームに、最高出力240ps/最大トルク350Nmを発生する新設計の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載する。直噴システム、アクティブサーマルマネジメント、オートスタート/ストップ機能に加え、ツインスクロールターボや気筒休止システムを採用。10速ATと組み合わせ、なめらかで切れ目のないレスポンスを提供する。

先進運転支援システムでは、エマージェンシーブレーキシステム(フロントオートマチックブレーキ/フロント歩行者対応ブレーキ)やアダプティブクルーズコントロール、サイドブラインドゾーンアラート、リア歩行者検知など20以上の最新装備を搭載。また、ZF MVSパッシブダンパーに加え、滑りやすい路面でも安定した走りに寄与するインテリジェントAWDを装備し、より快適な走行を実現する。さらにGMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を標準装備。トンネルなどGPSで測位できない環境でも自律航法が可能なほか、最新の地図を常にストリーミングする。

価格はラグジュアリー系の「CT5プラチナム」が560万円、スポーツ系の「CT5スポーツ」が620万円。デリバリー開始は2021年3月を予定している。