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アウディ Q4 e-tron を日本投入へ「早ければ10月にも」日本法人社長

  • 《photo by Audi》
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  • 《写真提供 アウディジャパン》
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アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は1月13日にオンラインを通じて行った年頭会見で、新型電動SUV『Q4 e-tron』を早ければ10月にも日本市場に導入する見通しを明らかにした。

ノアック社長は「2021年は私たちにとって巻き返しを図る年になる。再び成長軌道に乗せるための取り組みを継続していく」とした上で、「再び成長軌道に乗せるための商品、施策を展開していく」と強調した。

その第一弾となるのが、この日から販売を開始した『A5/S5シリーズ』の改良新型で、ノアック社長は「商品ポートフォリオをより完全なものにするために今回はディーゼルも導入する」と述べた。

また2020年9月にアウディ初の電気自動車(EV)として日本市場に導入された『e-tronスポーツバック』のバッテリー容量を95 kWhから71 kWhに抑えたグレード『e-tron50』も、この日に追加設定したことも合わせて公表した。

ノアック社長は「環境問題や持続可能なモビリティへの関心が高いお客様にぴったりのモビリティとなっている。(バッテリー容量95 kWhグレードの)E-tron55と比べて150kg重量が軽く、価格もお求めやすくなっている。航続距離はWLTCベースで316kmとなっている。これはまさに多くのお客様に電気自動車をお選び頂く、その橋渡し役になると考えている」と紹介した。

さらにノアック社長は「今後も電動化モデルの導入を継続する」とした上で、「中でもとくに待望のエキサイティングなモデルが(電動スポーツカーの)『e-tron GT』。このモデルを日本市場に導入できることをとても楽しみしている。そして、個人的にも日本市場にまさにぴったりだと考えている『Q4 e-tron』も導入する予定」と披露。このうちQ4 e-tronについては「10か月ないしは18か月以内に日本市場に導入できる見込み」と述べた。

その一方で「従来のモデルレンジも拡大していく」とも強調。「『A3』シリーズの新型を2021年に導入する予定。このモデルについてはシートカバーが、非常にサステイナブルな取り組みとしてペットボトルのリサイクルで造られている。また商品ポートフォリオの中でもとくに重要な2つのモデル『Q5』と『Q2』の改良新型を導入する」と述べた。