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中山間地域で自動運転の公道実証実験—マクニカなど共同開発の超小型EV

  • 《写真提供 パーセプティン》
  • 《写真提供 浜松市》
  • 《図版提供 パーセプティン》
  • 《図版提供 パーセプティン》
  • 《図版提供 マクニカ》

マクニカは、パーセプティンと共同で、自動運転の超小型モビリティ『macniCAR-01』による公道での実証実験を11月21日から24日まで、浜松市で実施する。

実証実験には、マクニカ、パーセプティン、タジマEVの3社で開発した自動運転の超小型モビリティ macniCAR-01を使用する。macniCAR-01は、超小型モビリティの認定を受けたタジマEVの『タジマ・ジャイアン』をベースに、パーセプティンの自動運転システム「DragonFly」を実装することで自動運転化。軽自動車のナンバーを取得して運行地域限定での公道走行を可能にした。

今回は、パーセプティンの独自コンセプトである「マイクロ・ロボットタクシー Mopi」のタクシーサービスによる運行を実施する。中山間地域となる水窪町内約2km区間にて、地元住民を対象にmacniCAR-01に試乗してもらい、利用者からの意見を収集。運用における課題を明確化する。そして、実証実験の結果を踏まえて、浜松市や現地の交通事業者とともに将来的な実装に向けて、継続的な支援を進めていく。

実証実験は、浜松市が、全国のベンチャー企業などから同市の地域課題の解決や市民生活の質の向上に資する実証実験プロジェクトを募集し、採択したプロジェクトに支援をする、実証実験サポート事業のひとつだ。