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三菱『パジェロ』新型、12月17日発売! 価格は619万円から、2.4Lディーゼルと最新4WD技術を搭載

  • 《写真提供 三菱自動車》
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三菱自動車は10月29日、フラッグシップSUVの新型『パジェロ』を12月17日より全国の系列販売会社で発売すると発表した。価格は619万3000円から795万800円。10月1日より開始した予約受注は、28日時点で約5500台。すでに年度目標を上回る反響となっている。

新型パジェロは、本格的な四輪駆動車の悪路走破性と信頼耐久性に、乗用車の扱いやすさと快適性を融合させた初代モデルからのコンセプトを継承。新世代のフラッグシップモデルにふさわしい上質感や存在感を加え、走行性能から快適装備まで全面的な進化を図った。2.4リットルクリーンディーゼルターボエンジンと8速ATを搭載し、三菱独自の車両運動統合制御システム「S-AWC」や「スーパーセレクト4WD-II」を採用する。

国内向けには、上質感を重視した「SUPER EXCEED(スーパーエクシード)」「EXCEED(エクシード)」と、クロスカントリーSUVらしい走りを重視した「GSR」「GLS」の4グレードを設定する。全車7人乗りとなる。

◆初代パジェロのDNAを継承、力強さと上質感を融合
エクステリアは、水平基調のスクエアで塊感のあるプロポーションを基本とした。初代パジェロのロールバーから着想を得たCピラーを採用し、前方へ伸びるシルエットと力強いフェンダー、立体的なボンネットによって、クロスカントリーSUVらしい存在感を表現している。

フロントフェイスは、日本の武道に通じる冷静沈着さや揺るぎない自信をデザインテーマとした。フロントグリルには、機能美や高強度をイメージさせるハニカムタイプと、日本のものづくりの精巧さを表現した横桟タイプの2種類を設定。奥行きのあるヘッドランプにはT字型のシグネチャーを採用した。

リアでは、歴代パジェロの背面スペアタイヤをモチーフとした六角形の造形をテールゲート中央部に配置し、シリーズの伝統を現代的に表現している。

足元には、SUPER EXCEEDとEXCEEDに20インチ、GSRとGLSには18インチのアルミホイールを装着する。

ボディカラーは、新開発の「アーマーカッパーメタリック」「ファントムブルーメタリック」を含むモノトーン7色を全グレードに設定。SUPER EXCEEDにはブラックルーフを組み合わせた4種類の2トーンカラーも用意し、全11色を展開する。

◆全長4920mmの3列7人乗り、上質な室内空間を追求
ボディサイズは全長4920mm、全幅1925mm、全高1910mm。GSRとGLSの全高は1900mmとなる。

室内は3列7人乗りで、室内長2775mm、室内幅1575mm、室内高1235mmを確保した。

運転席は着座位置を高めることで視界を確保し、車両感覚をつかみやすい設計とした。2列目シートには150mmのロングスライド機構とタンブル機構を採用し、快適性と3列目への乗降性を高めている。

インテリアは、オフロード走行時に車両の姿勢変化を把握しやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。2枚の大型ディスプレイで構成する「モノリスディスプレイ」には、歴代パジェロの3連メーターを現代的に進化させたグラフィックを採用している。

センターコンソールには電動式セレクターレバーを配置。インストルメントパネルやドアトリムには、日本の伝統工芸「木目込み」から着想を得た縫製技法を施したソフトマテリアルを使用した。

最上級グレードのSUPER EXCEEDには、キャメルとブラックの2トーンカラーによるセミアニリン本革シートを採用し、フラッグシップSUVにふさわしい上質感を演出する。

◆2.4リットルディーゼルは最大トルク480Nm、燃費12.1km/リットル
パワートレインには、最高出力150kW(約204ps)/3500rpm、最大トルク480Nm/1750~2500rpmを発生する2.4リットル直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジンを搭載する。

トランスミッションは、ワイドレンジのスポーツモード付き8速ATを組み合わせた。

低回転域から発生する大きなトルクを生かし、市街地での扱いやすさや高速道路での余裕ある加速性能を追求。急勾配の山道や砂利道、岩場、砂地、泥濘路など、さまざまな悪路で力強い走破性を発揮する。

燃費は12.1km/リットルとしており、力強い走行性能と環境性能の両立を図った。

◆ラダーフレームを刷新、S-AWCとスーパーセレクト4WD-IIを搭載
新型パジェロでは「悪路快適性」を重要な開発指標に掲げ、オフロード性能とオンロード性能の両立を追求した。

車体の基本骨格には、高張力鋼板の採用拡大や断面の拡大、クロスメンバーの構造変更などによって剛性を高めたラダーフレームを採用。重量を抑えながら高いねじり剛性と曲げ剛性を確保した。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン式独立懸架、リアには新開発の5リンク式リジッドサスペンションを採用する。優れた路面追従性と悪路走破性を確保するとともに、自然なステアリングフィールとフラットな乗り心地を追求している。

20インチタイヤ装着車の最低地上高は230mm。アプローチアングル30.4度、ランプブレークオーバーアングル22.6度、デパーチャーアングル25.8度を確保した。

4WDシステムには、走行状況に応じて駆動方式を切り替えられる「スーパーセレクト4WD-II」を搭載。2H(後輪駆動)、4H(フルタイム4WD)、4HLc(センターデフロック)、4LLc(ローギヤ+センターデフロック)の4モードを選択できる。

さらに、三菱自動車独自の車両運動統合制御システム「スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)」を採用した。

フロントブレーキによって左右輪間のトルクを制御するアクティブヨーコントロール(AYC)や、アクティブスタビリティ&トラクションコントロール(ASTC)、ABSを統合制御することで、さまざまな路面状況に応じて4輪の駆動力と制動力を最適化する。

ドライブモードは「NORMAL」「ECO」「GRAVEL」「SNOW」「MUD」「SAND」「ROCK」の7種類を用意。舗装路から雪道、砂地、岩場まで、幅広い走行環境に対応する。

◆最新の運転支援技術とヤマハ共同開発のオーディオも採用
安全・運転支援装備では、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット(MI-PILOT)」を採用。4つのカメラ映像と車両の3Dモデルを組み合わせた「3Dマルチアラウンドモニター」や、車両前方の路面状況を確認できる「フロントアンダーフロアビュー」も搭載する。

予防安全技術「三菱e-Assist」には、歩行者や自転車、自動二輪車の検知に対応した衝突被害軽減ブレーキシステムを採用した。

さらに、車線逸脱の危険を検知した際に警報やステアリング制御でドライバーを支援する「緊急時車線維持支援機能(ELA)」を三菱自動車として初採用。交差点で左右から接近する車両を検知する「前進時交差車両検知警報システム(FCTA)」も備える。

乗員保護装備には、三菱自動車初採用となるSRSセンターエアバッグを含む8つのエアバッグを設定した。

快適装備では、スマートフォンとのワイヤレス接続に対応するディスプレイオーディオを採用。フロントガラスに加えて前後ドアガラスにも遮音ガラスを使用し、静粛性を高めている。

SUPER EXCEEDには、ヤマハと共同開発したプレミアムオーディオシステム「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」を採用。12個のスピーカーとデュアルアンプを備え、車速に応じて音量や音質を自動調整する機能も搭載する。

◆価格は619万3000円から、全4グレードを設定
新型パジェロのメーカー希望小売価格は以下の通り。いずれも消費税込み。

・SUPER EXCEED:795万800円
・EXCEED:693万円
・GSR:676万5000円
・GLS:619万3000円

また、純正ディーラーオプションとして、アーマーカッパーメタリックをアクセントに取り入れた「Classic Modern Style」と、ブラックを基調とした「Urban Shift Style」の2種類のセットオプションを用意する。

三菱自動車の岸浦恵介社長兼COOは、新型パジェロについて「三菱自動車を象徴するフラッグシップモデルであり、当社ブランドをけん引する重要なモデル」と位置づける。

さらに、今回の国内投入を通じて、三菱自動車らしい走破性や安心・安全、冒険する楽しさをより多くのユーザーに届け、ブランドのさらなる成長につなげる考えを示した。