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幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も

  • 《Abimelec Design/APOLLO》
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  • 《Abimelec Design/APOLLO》
  • 《photo by Chrysler》
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  • 《Abimelec Design/APOLLO》
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クライスラーが創業100周年を迎える2025年、その記念すべき年に突如として再注目されているのが、伝説のスーパーカー『ME4-12』だ。2004年に発表されながら幻に終わった本モデルが、現代風にアップデートされてついに復活かとの噂が流れている。日本のSNSでも「めちゃくちゃカッコいいな!」など話題を生んでいる。

ME4-12はアメリカン・スーパーカーとして異例の存在感を放っていた。最新のレンダリングでは、大型リアウィングや新設計のフロントスプリッターが装着され、より戦闘的なスタイリングとなった。単なるクラシックの再生にとどまらない、現代のハイパーカーとしての息吹を感じさせる仕上がりである。ME4-12は、ただのコンセプトに終わることを拒んだ“走れる”実車だった。今こそ、その本懐を遂げる時かもしれない。

ME4-12は、メルセデスAMGのM120エンジンをベースにした6.0リットルV12ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は驚異の862psを発揮した。7速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動し、わずか1310kgという軽量ボディと相まって、0-100km/h加速2.9秒、0-160km/h加速6.2秒、最高速度399km/hを記録するとされた。これらの数字は、現在のハイパーカーと比較しても遜色ないトップクラスの性能だ。

今回公開された予想CGでは、ケーニグセグ風の巨大なリアウィングや新しいフロントスプリッター、目を引くオレンジのボディカラーとシルバーホイールで、現代のトレンドのスタイリングへと進化を遂げた。

X(旧Twitter)では、「CG、めちゃくちゃカッコいいな!」「THEスーパーカーですみたいな見た目でスキ」などのコメントが寄せられている。

また、「ミニバンだけじゃなくて、こういう車を出すとクライスラーのイメージも変わるな」「クライスラー、ミニバンじゃなくてこっち出せって100回くらい思った」など、クライスラーブランドの再起につながるとの期待も。

一方で、「今のクライスラーにスーパーカーを量産する体力があるのか疑問」「またコンセプトモデル止まりの可能性もあるんかな…」など、市販化に懸念を示すコメントも見られた。今度こそ実現なるか、今後の展開に要注目だ。