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ポルシェ ケイマンGT4 RS は500馬力の大台へ…スワンネック装着プロトがニュル出現

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ポルシェのコンパクトクーペ、『ケイマン』に設定されるハードコアモデル、『ケイマンGT4 RS』最新プロトタイプが、ニュルブルクリンクでの高速テストを開始した。

ケイマンGT4 RSは2月にもスウェーデンで捉えたが、最新のプロトタイプではいくつか変化が見られる。コンパクトな「GT4」リアウィングは、以前に付けていたスワンネック・ウィングを再び装着、足回りではセンターロックホイールを廃止し、ボンネットフードにはエアインテークが確認できる。

プロトタイプでは、開発の様々な段階で様々なテストを行い、最終的な量産モデルへたどり着くため、どちらが最終デザインか現段階では判断できない。

ミッドマウントエンジンを冷却するために取り付けられているリアサイドウィンドウ部分のルーバーは、引き続き見てとれ、市販型の有力なパーツと言えそうだ。

パワートレインは、4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載。最高出力450psと思われたが、最新情報では、なんと500psまで達する可能性があるという。これが事実なら、『911 GT3』にも迫るスペックとなる。トランスミッションは「911GT3 RS」と同様にPDKデュアルクラッチのみの設定だ。

ワールドプレミアは、最速で2020年内、遅れれば2021年前半となりそうだ。