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BMW史上最大!? 新型『4シリーズ 』のキドニーグリル、市販形状を完全スクープ

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コンセプトカーの発表以来、その巨大なキドニーグリルの存在が賛否両論となっていたBMW『4シリーズ』。スクープサイト「Spyder7」は、ついに市販モデルのキドニーグリルを完全スクープすることに成功。バンパー下部まで伸びた巨大キドニーグリルが正式に採用されることが確定となった。

捉えたプロトタイプは、ついに巨大キドニーグリルが完全露出している。しかし、ナンバープレートを装着しているせいか、『コンセプト4』より若干小さく、センターの仕切りがブラック仕上げで内部がメッシュパターンを持つなどいくつかの違いも確認できる。

またグリルが閉鎖されているため、『3シリーズ』同様に開閉式「アクティブ・エアストリーム」が採用されているようだ。これは、エンジンを冷却するために、空気を取り入れる必要がない場合、電動で閉鎖するなど空気抵抗を制御・低減させる機能だ。

またフィンを備えるコーナーエアインテークの形状も初めて露出しているほか、ブルーブレーキキャリパー、デュアルエキゾーストシステムをインストールしていることから、高性能モデル『M440i』の可能性が高い。

キャビン内は3シリーズとほぼ同じデザインで、3スポーク・ステアリングホイール、台形のインフォテインメントシステム、デジタルゲージ、標準列のHVACコントロール、センターコンソールにはロータリーダイヤルを備える。しかし後部スペースは、3シリーズより小さくなるだろう。

パワートレイン、エントリーモデルに1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、上位モデルには最高出力258psを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンほか、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンをラインアップ。

また高性能モデル「M440i xDrive」には最高出力382ps、最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載、頂点に君臨する『M4クーペ』は『M3セダン』と共有する同社の3.0リットル直列6気筒「M TwinPower Turbo」エンジンを搭載予定で、最高出力は510ps、最大トルクは598Nmが予想されている。

ワールドプレミアは、2020年後半になるだろう。