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1年以内登録の大型トラック、自動ブレーキ/車線逸脱防止機能の装着率は70%以上 JDパワー調べ

  • 《写真AC》
  • 《画像:J.D.パワージャパン》
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J.D.パワージャパンは12月18日、2019年日本大型/小型トラック顧客満足度調査および先進技術機能装備状況の結果を発表した。

本調査は、年1回、全国のトラック貨物輸送事業者を対象に、各事業者が保有するトラック(緑ナンバー)のメーカーおよび販売店に対する総合的な満足度を聴取し明らかにするもの。大型トラックは今年で15回目、小型トラックは今年で14回目の実施となる。2019年9月~10月に郵送調査を実施し、大型2192社3367件、小型1850社2653件の回答を得た。

調査では、総合的な顧客満足度に影響を与えるファクターを設定し、各ファクターの詳細評価項目に関するユーザーの評価を基に1000ポイント満点で総合満足度スコアを算出。顧客満足度を構成するファクターは、総合満足度への影響度が大きい順に、「車両」(44%)、「アフターサービス」(23%)、「営業対応」(21%)、「コスト」(12%)となっている。

調査結果によると、総合満足度の業界平均スコアは、大型トラックが569ポイント(前回比+4ポイント)、小型トラックが548ポイント(前回比-2ポイント)となり、前回調査(2019年1月)とほぼ同水準となった。ファクター別では、大型トラックの「アフターサービス」(業界平均ポイント595ポイント、前回比+11ポイント)が最も満足度が改善し、特に「部品注文への対応」と「整備・修理の対応」が貢献している。その一方で「店舗施設」に関しては、大型トラックでほぼ横ばい、小型トラックでは満足度が低下。特に「店内が混雑していた」と回答した割合が大型・小型で年々増加し、今回の調査では大型トラックで30%、小型トラックで28%となっていた。

ブランド別顧客満足度ランキングは、大型の1位は日野(594ポイント)で11回連続。2位はいすゞ(569ポイント)。小型も日野(575ポイント)が6回連続トップ。2位はトヨタ(574ポイント)だった。

また今回の調査では、「衝突被害軽減ブレーキ」「レーンキープアシスト」「居眠り検知システム/ふらつき警報」「側方等の死角監視・警告システム」「アダプティブクルーズコントロール」「テレマティクス(トラックメーカー純正品)」といった、車両の先進技術機能の装備状況とその評価についても聴取。大型・小型トラックともに登録年度単位での装着率をみると、この3年間での装着が急速に進んでいることが確認できた。特に「衝突被害軽減ブレーキ」「レーンキープアシスト」は、この1年以内に登録された大型トラックでみると装着率が70%以上、小型トラックでも40%以上となり、両者の装着率の差も縮小傾向にある。