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都市部での自動運転バス運行の課題を検証 東京・池袋で実証実験

  • 《資料 国交省》

国土交通省は12月6日、都市部における自動運転バスの導入可能性や課題を検証するため、12月13~14日に池袋で自動運転バスの実証実験を実施すると発表した。

国土交通省では、有識者で構成する検討会を設置し、都市交通における自動運転技術の活用について検討する中で、都心循環線など、基幹的なバスに期待される自動運転技術の実現に向け、自動運転技術の効果の検証や、導入に必要となる社会的環境整備について検討してきた。

今回、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターの協力を得て、自動運転機能を搭載した低速電動バス車「eCOM10」を使って実証実験を実施する。多数の来街者や自動車交通がある池袋サンシャインシティ周囲の公道をフィールドに、自動運転バスの導入での都市部特有の課題や社会受容性などを検証する。

具体的には、路上固定カメラで走行時の駐停車数、滞留車両数、追い越し車両数を観測するとともに、目視や車載カメラで走行区間における自動走行割合や、駐停車車両・進入車両・歩行者・道路施設などの原因別の手動介入頻度を観測する。モニターアンケートで社会的な受容性も調査する。