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【ベントレー フライングスパー】日本法人代表「世界最先端のラグジュアリーGTスポーツセダン」

  • 《撮影 小松哲也》
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ベントレーモーターズジャパンは12月4日、全面改良したスポーツセダン『フライングスパー』を都内で、日本初公開した。価格は2667万4000円で、日本での納車開始は2020年4~6月期を予定しているという。

ベントレーモーターズジャパンのティム・マッキンレイ代表は「自らスタアリングを握るも、後席に座るも良しというリムジンのような贅沢さとスポーツセダンの性能を兼ね備えたクルマ」とした上で、「その姿はこれまでにない威厳を放ち、インテリアは世界トップレベルの品質とデザインで彩られ、ユーザーを第一に考えた最新技術を搭載している。この新型フライングスパーは一言で言い表すのであれば世界最先端のラグジュアリーグランドツーリングスポーツセダン」と今回の全面改良で3世代目となる新型フライングスパーを紹介した。

またベントレーモーターズジャパンでマーケティングマネージャーを務める横倉典氏は「フロントから伸びるパワーラインと、リアフェンダーの部分のハウンチラインを、今回は2つのラインに分けた。それによりデザインの自由度が増して、よりダイナミックなデザインを描くことができるようになった」と新型のエクステリアデザインについて解説。

さらに「フロントアクセルを130mm前に移動させることで、クルマの重量バランスを改善しパフォーマンス向上のみならず、タイヤを前に配することにより、さらにダイナミックでスポーティーなデザインを実現できた」とも付け加えた。

このほかエクステリアでは「バーチカル・ベーンと呼んでいる縦型のグリルや電動格納式のフライングBマスコットを今回初採用した」のも特徴となっている。

一方、パワートレインは6リットルW12気筒ツインターボに8速デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせで、「最高出力635馬力、最大トルク900Nm、最高時速333kmと『コンチネンタルGT』と変わらないスペック。唯一違うのが0-100km/h加速で、3.8秒と、わずか0.1秒だが遅い」とのことだ。

また「コンチネンタルGT譲りの走りをアクティブにサポートする装備として、今回の目玉になるのがオールホイールステアリング。4輪操舵の仕組みを初めてベントレーとして採用した」という。その仕組みは「低速時は逆位相で最大4.1度まで後輪がステアする。それにより最小回転直径が12.1mから11.05mと約1m小回りが効くようになった。高速走行時は同位相で最大1.5度までステアする」というもので、「これにより低速時の操作性向上、高速時レーンチェンジの際の安定性向上を図った」と横倉氏は説明していた。