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自動運転関連の求人、「CASE」をキーワードに3か月連続増加 2019年9月

  • 《画像:ストロボ》
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自動運転専門ニュースメディア「自動運転ラボ」は、主要6転職サイト(Indeed、doda、リクナビNEXT、マイナビ転職、ランスタッド、エン転職)における自動運転関連求人数の最新調査を発表。9月末時点の求人数は前月比0.3%増の1万5433件で3か月連続の増加となった。

転職サイト別では、Indeedが同1.1%増の1万3241件、dodaが同0.1%増の1441件、リクナビNEXTが同13.1%減の487件、ランスタッドが同9.1%増の131件、マイナビ転職が同6.8%減の81件、エン転職が同20.0%減の52件だった。

四半期ベースでは、2019年度第2四半期(2019年7-9月)末は前四半期と比べて関連求人数が4.6%増。第1四半期(2019年4-6月)末も前四半期比で5.8%増となっていることから、堅調な伸びが継続していると言える。

9月の求人では、「CASE」というキーワードが使われている案件が目立った。CASEは「Connected(コネクテッド)」「Autonomous(自動運転)」「Sharing(シェアリング)」「Electric(電動化)」の頭文字をつなげた造語で、次世代モビリティ時代を象徴するキーワードとして業界で最近頻繁に使われている。各領域は技術的にもビジネス的にも密接につながりがあることから、各社がコネクテッドやシェアリングなどの領域も視野に入れつつ、自動運転関連の人材採用を強化していることが分かる。