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BMWのスーパーセダン『M5』が大幅改良へ、新旧モデルの違いは

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BMW『5シリーズ』のハイパフォーマンスモデルである『M5セダン』改良新型の姿を、スクープサイト『Spyder7』のカメラが捉えた。

ニュルブルクリンクにある、BMWテスト施設に隣接するパーキングで捉えたプロトタイプは、現行型と並べられており、外観上の違いがよくわかる。

キドニーグリルは、『X7』や『7シリーズ』にならい大型化されており、これまでと異なる垂直スラットが装着されている。またヘッドライトは下部が水平に処理され、グリル付近のディボット(えぐれた部分)を排除、スリムでスポーティなデザインに変更されている。LEDデイタイムランニングライトの形状は新型『3シリーズ』や、他社ではアウディ『TT』やVW『ゴルフ』に似たものに。

フロントバンパーは厳重にカモフラージュされているが、コーナーエアインテークがシンプルなデザインに再設計されている可能性が高い。

パワートレインはキャリーオーバーされる可能性が高く、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力600ps、最大トルク750Nmを発揮する。さらに高性能モデル『M5コンペティション』では、最高出力617psを発揮、0-100km/h加速3.3秒のパフォーマンスを持つ。

ハイライトは最高出力625ps、最大トルク750Nmを発揮する『M5 CS』の設定だ。現在、フラッグシップセダン『7シリーズ』にMの設定はなく、M5 CSがBMW史上最強のセダンとなることは間違いない。

BMWは、ベースモデルの「5シリーズ」改良新型を2020年中にデビューさせると予想。順次「M5」「M5 CS」を公開するだろう。