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BMW M5 に頂点、「コンペティション」…部分自動運転が可能

BMWは8月6日、新型『M5』のさらなる高性能モデル、『M5コンペティション』(BMW M5 Competition)を欧州市場で発売することを明らかにし、同車に最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。

BMW M5コンペティションには、「ドライビング・アシスト・プラス」を採用。これは、ルームミラー内のステレオカメラ、前方に3基、後方に2基のミリ波レーダーセンサーが、日常走行域での急停止や飛び出しなどを瞬時に判断し警告するとともに、夜間や悪天候下でも安定して検知し警告することにより、安全を支援するもの。

また、「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」も採用。フロントウインドウのステレオカメラが、車線や前方車両を検知。ステアリングに操舵力を加えることで、高速走行時に車線の中央付近を走行しやすいように支援する。渋滞時は先行車に追従走行し、走行時の安全性と利便性を向上するなど、将来の自動運転技術を部分的に実現している。

「アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション」は、ボディサイドの前後左右に設置された4つのセンサーが車両側面の交通状況を監視。隣車線で走行する車両が自らの車線に入ってくるなど、側面衝突の危険性が高まった場合には、ステアリング操作に介入し、衝突を回避する。

「アクティブ・クルーズ・コントロール」は、ストップ&ゴー機能付き。任意の速度をベースに、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止まで、制御を行ってくれる。