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メルセデスAMG A35 4MATIC、上野社長「ハイパフォーマンスと快適性を高次元でバランス」

  • 《撮影 小松哲也》
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メルセデス・ベンツ日本は、ハイパフォーマンスモデルのメルセデスAMGの新たなモデルシリーズとなる『A35 4MATIC』(Mercedes-AMG A35 4 Matic)の予約注文の受付を8月27日から開始した。納車は10月以降を予定しているという。

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は同日、都内で開いた発表会で「この35シリーズは高出力のエンジン、十分なトラクションを確保する4輪駆動システム、シャーシーの補強やスポーティーなサスペンションなどを採用したハイパフォーマンスモデルとなっている。ただハイパフォーマンスなだけではなく、公道において気持ち良くドライビングすることができ、快適性も兼ね備えた両方の要素を高次元でバランスさせたモデルシリーズ」と紹介。

さらに「価格もメルセデスAMGのハイパフォーマンスモデルの中では戦略的なものになっており、メルセデスAMGのドライビングハイパフォーマンスの世界をより多くのお客様に体感して頂くことを目的としている」と述べた。上野社長が戦略的と表現したA35 4MATICの価格は628万円となっている。

またメルセデス・ベンツ日本マーケティングコミュニケーション部製品広報課の木下潤一氏はパワートレインについて「AMGがチューニングを行った最高出力306馬力、最大トルク400Nmを発生する2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。低回転域での力強く自然なレスポンスと、中高回転域での伸びやかな加速感を両立させるため、ツインスクロールターボチャージャーや可変バブルリフトシステムを採用している」と説明。

さらに「パフォーマンス志向のトルク可変配分四輪駆動システムAMG 4MATICは最大限のトラクションと大きな走りの喜びを同時に実現する。トルクの前後配分はハンドリングに何が要求されているかに応じて連続可変制御される。トルク配分比は前後100対0から50対50までの範囲で変化する」とした。

一方、エクステリアデザインに関して木下氏は「メルセデスAMGモデルならでは高いパフォーマンスを感じさせる要素を取り入れている」としたうえで、「フロントにはメルセデスAMG特有のツインブレードを備えたフロントグリルを採用し、シンプルなスポーティーさを演出している。専用のシルバークロームのフロントスプリッターや左右エアインテーク部にはシルバークロームの水平フィンが2本ずつあしらわれている」と解説。

また「リアにはルーフスポイラーが装着され、専用デザインの大型リアディフューザーとクローム仕上げで円形のデュアルエグゾーストエンドにより、スポーティでハイパフォーマンスを体現するダイナミックなデザインが採用されている」とも付け加えた。

メルセデス・ベンツ日本では、A35 4MATICの発表記念特別仕様車として『A35 4MATIC Edition1』も設定し、同時に予約受付を始めた。エクステリアにデニムブルーを、またサイドにはマットテックゴールドの専用デカールを採用したほか、一部にマットテックゴールドペイントを施した19インチAMGマルチスポークアルミホイールを装着していることなどが特徴。価格は743万円。