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【シトロエン C3エアクロスSUV】「MPVで培った豊富なノウハウを注ぎ込んだ」

  • 《撮影 小松哲也》
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プジョー・シトロエン・ジャポンは7月16日、シトロエンブランドの新型SUV『C3エアクロスSUV』を発売した。シトロエンプロダクトマネージャーを務める水谷昌弘氏は「MPVで今まで培った豊富なノウハウを新たなSUVに注ぎ込んだ」と語る。

まず外観デザインについて水谷氏は「アンダーガード風な処理を施した前後のバンパー、フォグランプを内蔵した大きなヘッドランプをアクセントカラーで囲い、太いホイールアーチがSUVらしさを一段と強調する。ルーフバーから連続するようにオレンジ色に映えるリアクォーターのブラインド風ストライプ。リアゲートの開口部を最大にしながら、リアライトユニットの内側をブラック処理して、デザイン上のバランスと実用性を両立させた」と述べた。

インテリアに関しては「ダッシュボードはシートと同じグレーのファブリックをあしらって、柔らかな暖かみをも感じさせる快適なリビングのような空間演出が特徴」とした。

また「Bセグカスタマーならではの高い要求に応えた」と強調するのが、積載性で「ラゲッジスペースは最大520リットルとクラス最大で、ひとつ上のCセグメントに迫る勢い。また助手席が倒せるので、全長の制約を受けるBセグメントの中でも、2.4mの長尺モノに対応できる」とのことだ。

パワートレインは1.2リットル直列3気筒ターボエンジンと6速オートマチックの組み合わせで、「このクラスのベンチマークとも言える4年連続インターナショナルエンジンオブザイヤーに輝くパワーユニット」と水谷氏は語る。

安全運転支援では、『C3』に搭載されている機能に加えて、パークアシストおよびバックカメラ自動ズームアップが新たに追加され、いずれも全グレード標準搭載としている。

SUVモデルならではの装備として、路面状況に応じてトラクションを最適化するグリップコントロールおよび、5%以上の下り勾配で時速を30km以内に自動コントロールするヒルディセントコントロールを、上級グレードにオプション設定している。両機能について水谷氏は「重量増とコスト増になってしまう四輪駆動を持たずとも、スマートな走破性を備えるシトロエンのソリューション」と解説する。

C3エアクロス SUVの価格は259万円から274万円。水谷氏は「新しいお客様にアプローチして堅実なシェア拡大を目指していく」と期待を寄せていた。