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BMW 1シリーズ 新型の頂点、「M135i」…グッドウッド2019に出品へ[訂正]

  • 《photo by BMW》
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BMWは7月2日、英国で7月4日(日本時間7月4日夜)に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019」において、新型『1シリーズ』(BMW 1 Series)の最強グレード、「M135i xDrive」をイギリスで初公開すると発表した。

◆2.0ターボは最大出力306hp

新型1シリーズには、トップグレードとして、M135i xDriveグレードをラインナップする。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、BMWのツインパワーターボ技術を導入した。強化クランクドライブ、新設計のピストンとコンロッド、大容量ターボチャージャー、最適化された燃料噴射システムなどにより、最大出力306hp/4500~6250rpm、最大トルク45.9kgm/1750~5000rpmを獲得する。

トランスミッションは8速「ステップトロニック」、駆動方式は4WDの「xDrive」だ。M135i xDriveグレードは、ローンチコントロールとトルセンLSDが装備されており、0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。環境性能については、欧州複合モード燃費14.7km/リットル、CO2排出量155g/kmとなる予定だ。

◆「M」らしいスポーティな内外装

M135i xDriveグレードの外観は、レーシングカーをモチーフにした3Dメッシュデザインのキドニーグリル、セリウムグレイ仕上げのテールパイプ、ボディ同色のBMW Mリアスポイラーなどを専用装備する。バンパーも専用デザインとなり、リアバンパーはハイグロスブラック仕上げのディフューザーを採用した。インテリアは、アルミトリムがアクセントになる。

新型1シリーズの操作系には、ステアリングホイールのボタン、センターコンソール付近に配置されている「iDriveコントローラー」、タッチパネルディスプレイ、音声コントロールを採用する。状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、姿勢や視線を動かすことなく、必要な情報や設定にアクセスできるようにした。

また、新型1シリーズには、新型『8シリーズ』から導入された新しい表示&操作コンセプト「BMW オペレーティングシステム7.0」を、「BMWライブコックピット」に採用した。タッチ操作機能を備えた大型コントロールディスプレイと、ドライバー正面のフルデジタルメーターパネルは、どちらも10.25インチとなる。

AI(人工知能)を活用した「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も導入する。これは、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる機能だ。従来の音声入力とは異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動できる。使用頻度に応じて、ドライバーの好みを学習する。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントでは、起動する際、「OK, BMW」と呼びかける。ドライバーが、システムの名前を自由に付けることも可能にしている。

◆BMWパフォーマンスコントロールを採用

ヨーモーメントを配分する「BMWパフォーマンスコントロール」を標準装備した。さらに、「ダイナミックブレーキインターベンション」により、敏捷性を高めた。さらに、ボディのねじり剛性は、ボディ後端に「ブーメランストラット」を採用して、引き上げている。標準装備されるMスポーツサスペンションは、車高が10mmダウンする。BMWによると、非常にダイナミックなハンドリング特性を備えているという。MスポーツステアリングとMスポーツブレーキも採用された。タイヤサイズは、フロント、リアともに225/40R18を装着している。

<おわび> 当初、M135i xDriveをグッドウッドで「初公開」としましたが、「イギリス初公開」の間違いでした。ワールドプレミアは済んでいます。訂正・再出力しました。