注目の自動車ニュース

ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む

  • 《image by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《image by APOLLO NEWS SERVICE》
  • 《写真提供 ホンダ》
  • 《写真提供 ホンダ》
  • 《写真撮影 高木啓》

ホンダが、高級ミニバン市場への本格再参入を視野に、『オデッセイ』に次ぐ新たなフラッグシップモデルを検討しているとの情報がある。かつて販売していた『エリシオン』の実質的な後継モデルだ。

◆競争が激しくなる市場
実現すればトヨタ『アルファード』、『ヴェルファイア』や、久しぶりにモデルチェンジした日産『エルグランド』と競合する、Lクラスミニバン市場への再参入となる。現在の国内高級ミニバン市場では、アルファードとヴェルファイアが高い人気を維持しており、新型エルグランドも投入されて、競争が激しくなる見通しだ。

いっぽう、ホンダの国内ラインアップでの最上級ミニバンは『オデッセイ』だ。しかし、低全高パッケージを特徴とするオデッセイは、後席の居住性やショーファーカーとしての利用を重視するアルファードなどとは商品性が異なる。そのためか、販売は低迷。近く販売を終了するとも報じられている。法人需要やVIP送迎用途では依然としてLクラスミニバンの需要が大きく、高収益カテゴリーでもあるこの市場をホンダも意識しているとみられる。

◆エリシオンの車名が復活? だが…
そこで浮上しているのが、新たなフラッグシップミニバン計画だ。2004年に登場したエリシオンは、全長約4.9mのボディと低床・低重心設計を組み合わせた高級ミニバンとして支持された。しかし市場環境の変化を受け、日本では2013年に販売を終了している。

エリシオンの車名は中国で現在も継続して使用されているため、日本向けの新型が登場する場合は、新たな車名が採用されるかもしれない。

スクープ班が制作した予想CGでは、全長5m級のボディにワンモーションフォルムを採用。ブラックアウト処理を施したフロントフェイスには上下分割式のヘッドライトとグリルを組み合わせ、縦方向の大型エアインテークを備えたデザインとした。サイドビューでは大胆なキャラクターラインを採用し、存在感のあるスタイルを表現した。

◆「e:HEV」の搭載が有力視
パワートレインには、ホンダ最新世代の2モーター式「e:HEV」の搭載が有力だ。優れた燃費性能と静粛性を備え、高級ミニバンに求められる快適性が向上するだろう。また、将来的にはPHEV仕様が追加されるかもしれない。

安全装備では、最新の「Honda SENSING 360+」の採用がとうぜん予想される。高速道路でのハンズオフ支援などの先進運転支援機能を備えれば、高級ミニバンとしての商品力は高まりそうだ。

価格帯は650万円前後から、上級グレードでは800万円近くになると予想される。実現すれば、アルファードヴェルファイアや新型エルグランドと直接競合する。現時点で、ホンダが新たな高級ミニバンの導入を正式発表した事実はないが、実現すれば、Lクラスミニバン市場に新たな選択肢をもたらすことになるだろう。