注目の自動車ニュース

アウディの主力電動SUV『Q4 e-tron』、改良新型を欧州発表…双方向充電と新内装で進化

  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》
  • 《Photo by Audi》

アウディは4月27日、電動クロスオーバー『Q4 e-tron』の改良新型を欧州で発表した。

SUVとスポーツバックの両方で、内外装の刷新に加え、航続や充電の面でも改善をうたう。利便性と使い勝手を高めた新モデルとなっている。

最大の特徴は双方向充電への対応だ。Q4 e-tronは、車両側の高電圧バッテリーが電力を受け取るだけでなく、外部へ供給できる。トランクの電源ソケットや充電ポートのアダプターを使い、eバイクを充電できる「V2L(Vehicle-to-Load)」機能を備える。

さらにドイツ、オーストリア、スイスでは「V2H(Vehicle-to-Home)」にも対応し、蓄えた電力を家庭に供給できる。太陽光パネルの自家消費最適化に役立つ。アウディは、双方向充電を同社のモデルで初めて家庭用途に広げる点を強調した。

走行面では、電動モーターの効率向上などにより航続を高めた。「Q4 Sportback e-tron performance」は最大592kmの航続を示す。充電については、「Q4 SUV e-tron quattro performance」と「Q4 Sportback e-tron quattro performance」で最大充電容量を175kWから185kWへ引き上げた。

長距離移動では充電時間の短縮も図る。バリエーションによっては高電圧バッテリーが10%から80%まで約27分で充電できる。Q4 Sportback e-tron quattro performanceでは、185km分の航続を10分で追加できる。あわせて、より良い充電性能のためにバッテリーを自動または手動で事前調整できる。

車内は「デジタルステージ」を刷新した。11.9インチのメータークラスターと12.8インチのMMIタッチディスプレイを備え、オプションで12インチの助手席ディスプレイも用意する。インフォテインメントは「One Connected Infotainment」とし、音声コマンドで車両機能を操作できるほか、ログブックに関する質問にも答える。

さらにChatGPTの統合により、乗員が情報を問い合わせたり、自然なやり取りを行ったりできる。インタラクション照明や新しいセンターコンソールに加え、冷却機能付きの誘導充電トレイを2つ搭載し、それぞれ15Wの出力に対応する。

外装では、よりシャープなデザインと新しい照明機能を追加した。フロントはセグメント技術を用いたデジタルLEDデイタイムランニングライトで、MMIから選択できる。リアは第2世代のデジタルOLEDリアライトを採用し、安全性と機能性を高めた。オプションのプロキシミティ照明は、接近した他の道路利用者に注意を促す。

価格はドイツで、63kWh(グロス)バッテリー搭載のQ4 SUV e-tronが4万7500ユーロから。quattroモデルはSUV版で5万5900ユーロから。スポーツバックのボディタイプは、標準で1950ユーロ高となる。新モデルは欧州で2026年5月に受注を開始し、夏から納車が始まる見通しだ。