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ホンダ『インサイト』が電気SUVとして4年ぶり復活、航続距離500km超、限定3000台で「ゼロシリーズまでの橋渡し」

  • 《写真撮影 宮崎壮人》
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  • 《写真撮影 宮崎壮人》
  • 《写真撮影 宮崎壮人》
  • 《写真撮影 宮崎壮人》
  • 《写真提供 ホンダ》
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  • 《写真提供 ホンダ》
  • 《写真提供 ホンダ》
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  • 《写真提供 ホンダ》
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  • 《写真撮影 宮崎壮人》
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ホンダ『インサイト』が電気SUVとして4年ぶりに復活する。中国で生産し輸入する形で、3000台の限定で2026年春の発売を予定している。一充電あたりの航続距離は、日本のホンダとして初めて500km以上を実現する。価格は未発表。

3月5日、公式ホームページで情報を先行公開、3月19日より先行予約の受付を開始することが発表された。

◆電動の先駆者「インサイト」の名を冠したBEV
ホンダ インサイトは、初代が1999年に登場。ホンダ初の量産ハイブリッド車として、当時最高の35km/リットル(10・15モード)というカタログ燃費を記録し、エコカー時代の新たな道を切り拓いた。クーペ風のハッチバックだった初代から、2代目では4ドアハッチバックになり、3代目はセダンとなるなど、姿かたちを変えながら進化を続けたが2022年12月に販売を終了していた。

今回発表された4代目は初めてクロスオーバーSUVとなり、さらにハイブリッド車ではなくバッテリー式電気自動車(BEV)として生まれ変わる。ホンダは、「時代の流れを“洞察”し、新たにクロスオーバーSUVとしてEV化の新しい時代を切り拓く」と意気込む。

新型インサイトのグランドコンセプトは「OUTSTANDING IMPACT(アウトスタンディング インパクト)存在感際立つ、個性派EV」とし、存在感を放つ際立つ個性と圧倒的な心地よさを持つ個性派EVを目指して開発されたという。

車体の基本は、中国で先行して販売されているBEV「e:N シリーズ」と共通で、刀のようにシャープで、カタマリ感のある造形や個性的なフロントマスクなどのデザインを特徴とする。

室内空間は「スッキリコンフォート」をテーマに、ドライバーだけでなく、同乗者もリラックスできるパッケージとデザインとし、「アロマディフューザー機能」や「インテリジェントヒーティングシステム」をホンダとして初採用するなど快適装備も充実させた。

熱を発生しにくいBEVにとって、暖房の省電力化と、効果的な暖房効果は課題だ。インテリジェントヒーティングシステムは、後席の乗員有無を自動判別し、空調出力と消費電力の最適化を行うAUTOモードを備える。赤外線を用いた輻射熱を新たに組み合わせることで、従来の温風ヒーターに比べて省電力かつ、静かで乾燥しづらい温暖環境を実現するという。

ボディカラーは「ダイヤモンドダスト・パール」「クリスタルブラック・パール」「アーバングレー・パール」「オブシダンブルー・パール」、そして国内初となる「アクアトパーズ・メタリックII」の全5色を設定する。

◆2027年登場「ゼロシリーズ」への橋渡し
新型インサイトを日本市場へ投入するねらいについてホンダは、乗用EVとして販売規模の大きいアッパーアミドル市場に人気のクロスオーバーSUVとして展開することで「ホンダのEVとしての存在感を高め、2027年度(に登場予定)のゼロシリーズにつなげて行く」としている。

これまでホンダは、2025年の『N-ONE e:』をはじめ軽自動車規格のEVを投入してきたが、サイズが小さく、航続距離も短かかった(N-ONE e:が295km)。乗用車として人気が高く、十分なサイズを持つクロスオーバーSUVとし、航続距離も500km以上を確保することで、「ホンダのEV」をアピールする。

販売は限定3000台で売り切り。その意図について開発責任者の小池久仁博氏は、「現在の日本のEV市場は、インフラも含めまだまだ需要が見通せない。ホンダとしては1年後に、本格的なEVのゼロシリーズを投入する。それまでの1年間で、買う方にとってはEVに本格移行するための準備、販売店の方々にとっても一定の売価帯の商品を売っていくための準備をしていただく、ということを踏まえ3000台が妥当ではないかと決めた」と話す。

今回は走行性能に関するスペックなどは明かされていないが、小池氏はホンダらしい走りにも太鼓判を押す。「ハイブリッド車とも違う、EVならではのモーターの力強さや静かさがある。だが、ホンダが“走り”でめざすゴールは同じ。運転して“あー、これこれ”というホンダの乗り味と、低速からの高トルクによる新しさを感じていただければ」と期待を込めた。