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トヨタとPony.ai、『bZ4X』ベースのロボタクシー生産開始…年内に1000台超を中国投入へ
自動運転技術を手がける中国のポニーAI(Pony.ai)は、トヨタと共同開発した量産型ロボタクシーが正式に生産ラインから出荷されたと発表した。ベースは『bZ4X』だ。
このマイルストーンは、ポニーAIとトヨタのロボタクシー開発・運用における量産化と商用展開の新たな段階を示すものだ。自動運転技術、車両製造、サプライチェーン統合における両社の深い連携を浮き彫りにしている。
両社は2026年に1000台以上のbZ4Xロボタクシーを生産する計画で、車両は中国の主要都市で商用サービスに順次投入される予定だ。この取り組みは、ポニーAIが今年末までにロボタクシー車両総数を3000台以上に拡大するという目標を支えるものとなる。
bZ4Xロボタクシーは、ポニーAI、トヨタ自動車中国、広汽トヨタが共同開発した。生産はポニーAIと、トヨタのグローバルモデル工場の一つである広汽トヨタが協力して行っている。
技術面では、車両にはポニーAIの最新第7世代自動運転システムが搭載されている。コア部品は100%自動車グレードで、自動運転キットの部品表コストは前世代と比較して70%削減された。ポニーAIは昨年4月にbZ4Xを含む3モデルからなる第7世代ロボタクシーラインナップを発表した。他の2モデルは11月に商用サービスを開始している。
第7世代ロボタクシーは、ブルートゥースベースの自動車両解錠、車内音声対話、オンライン音楽サービス、乗車前の空調制御などの機能により、乗客体験をさらに向上させている。また、乗り物酔いを最小限に抑えるために加速と制動パターンも改良されている。
ロボタクシー運用の厳格な安全性と信頼性要件を満たすため、bZ4Xロボタクシーの生産ラインにはトヨタ生産方式が深く統合されており、生産管理、品質管理、安全管理のための専用システムが導入されている。トヨタの品質・耐久性・信頼性の中核原則が、ロボタクシー生産プロセス全体に組み込まれ、将来の大規模運用における品質と安全性の強固な基盤を確立している。
bZ4Xロボタクシーの量産化達成は、2019年に始まったポニーAIとトヨタの長期的な戦略的協力の成果である。それ以来、両社はロボタクシー製品の改良と量産計画を進め、トヨタの車両プラットフォームをベースにした複数のロボタクシーモデルを投入してきた。並行して、ロボタクシーの設計、製造、運用サポートに特化した合弁会社も設立した。
これらの取り組みは、自動運転技術が限定的な検証段階から大規模量産へと進展する明確な道筋を示している。また、ポニーAIとトヨタの相互信頼の深まりと、大規模なロボタクシー商用化への共通のコミットメントを反映している。












