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世界初のMIPI A-PHY対応eミラー、バレンスとサカエ理研が量産化…CES 2026
バレンス・セミコンダクターとサカエ理研工業は、CES 2026において、自動車市場で世界初となるMIPI A-PHY対応の量産型eミラーを発表した。
この製品はバレンスのVA7000チップセットを採用しており、市場の他のカメラモニタリングシステムソリューションと比較して10倍以上の画像データを伝送できる。これにより、より正確なADASや自動運転の判断が可能になる。
MIPI A-PHYは自動車市場における高速センサー接続の主要規格で、複数のシリコンベンダーで設計採用が進んでいる。日本では、この技術に基づくセンサー、モジュール、IP、開発ツールを開発する企業が増えており、強い勢いを見せている。バレンスはVA7000 A-PHY準拠チップセットで業界の採用を推進する主要プレーヤーだ。
日本ケミコンのA-PHYカメラを活用したこのeミラーは、バレンスとMIPI A-PHY規格の信頼性の高い高帯域幅接続により、高解像度(1920×1536)と高フレームレート(60fps)で動作する。
CES 2026では、バレンスがラスベガスコンベンションセンターのノースホールにあるクローズドミーティングルーム(#N231)でサカエ理研のA-PHY eミラーを展示。来場者に急速に進化するMIPI A-PHYシステムと、複数のA-PHY対応製品を紹介した。
バレンス・セミコンダクターの技術は、顧客が世界中の人々のデジタル体験を変革することを可能にしている。バレンスのチップセットは主要顧客の無数のデバイスに搭載され、最先端のオーディオビデオ設備や次世代ビデオ会議を支え、ADASと自動運転の進化を可能にしている。接続性の限界を押し広げるバレンスは、事業を展開するあらゆる場所で標準を設定しており、その技術はHDBaseTやMIPI A-PHYなどの主要な業界標準の基礎となっている。
サカエ理研工業は、グローバルに事業を展開する独立系の自動車部品メーカーだ。同社はフロントフェイスガーニッシュ、ドアミラー、ドアハンドルなど、車両の「顔」を形作る幅広いコンポーネントを開発・製造するとともに、業界のIoTや自動運転へのシフトを支援する先進システムも手がけている。製品ラインナップには電子ミラーなどのカメラおよびモニタリングシステムや、次世代運転支援技術に不可欠なミリ波対応エンブレムが含まれる。継続的なイノベーションを通じて、サカエ理研工業は自動車業界の進化する要求に応える多様なソリューションを開発している。












