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BMW 3シリーズ 新型に覆面パトカー仕様、「ステルスバージョン」

BMWグループは5月14日、新型BMW『3シリーズセダン』(BMW 3 Series Sedan)の覆面パトカー仕様を発表した。実車は5月15日、ドイツで開幕する「RETTmobil 2019」で初公開される。

この新型3シリーズセダンは、「ステルスバージョン」と呼ばれる。鮮やかな「メルボルンレッドメタリック」のボディカラーが目を引くが、見た目は通常の新型3シリーズセダンと同じだ。ただし、フロントグリルの奥には、ブルーに発光するフラッシュライトを内蔵。ルーフには、脱着式のフラッシュライトが、マグネットで固定できる。

また、LEDヘッドライト、Mレザーステアリングホイール、ドライビングアシスタンス、パークディスタンスコントロール、ビジネスパッケージ「プロフェッショナル」、ヒーター付きスポーツシート、独立した特別な信号システムなどが装備される。

覆面パトカー仕様は、ディーゼルの「320d xDrive」グレードがベース。直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力190hp、最大トルク40.8kgmを発生する。40.8kgmの豊かな最大トルクは、1750~2500rpmの低回転域で引き出される。

トランスミッションは、ATの「ステップトロニック」。駆動方式は4WDの「xDrive」。0~100km/h加速6.9秒、最高速233km/h.のパフォーマンスを発揮する。燃費は22.2km/リットル、CO2排出量は119g/kmと、環境性能も良好なレベルにある。